年内に冬休みの宿題が終われば甥っ子に小遣いあげて、終わらなければ妹に小遣いあげるというルールにしました
この方退去時のルームクリーニング代が3倍くらいかかったけど家族が部屋を見たら「あぁ…これは間違いなくお父さんの落書きです」って泣いたり笑ったりしてましたね。自宅でも壁中に落書きしてたよう。
家族も知らないエピソードを(話せる範囲で)伝えるのもケアマネの役目かな…と思う今日この頃。
認知症は危険な事への認識がかなり低く無茶な行動が見られます。
このケースでは杖歩行のヨボヨボおじいちゃんが柿の木に登って転落してます。
そんな力は無いハズなのになんで登れたかは未だ謎に包まれたまま…
シャッター商店街でまともに歩けないけどお店を続けてた方。5.6年ぶりに通ったら再開発かなんかで一帯は更地になってました。ケアマネの担当を外れてからこの方がどうなったのかはわかりません。が、毎年朝顔の花を見ると思い出します。
認知症保険
よくCMで流れるようになりましたね
こういう事もあるんだなぁ…と思ったケースです
あと保険屋が主治医以外に診断受けさせに勝手に連れて行って何故かケアマネが怒られたり…
介護度には限度額という保険点数枠があってそれを超えた分は自費になってしまうんだ。
だから我々ケアマネはその中でサービス調整を…
第6話「改革」
90歳の入居者と桜見て来ました。
認知症の進行もある方なので本気で名称を忘れているのかボケをカマしているのかはよく分からなかったです。
高齢者が語る「来年」は必ずしも来るわけでもなくセリフには重みを感じます。
自分がジジイになって桜を見た時に何を思うのやら。
包括からの紹介ケース。元電力会社の技術者で頭も良く定年後は自治会長をやりながら地域を見守っていた方。その後認知症から被害妄想が悪化し地域で1番の危険人物になってしまいました。子どもらからも縁を切られ、見えない敵を追い払う毎日です。
ケアマネが辞める場合担当している40件前後を誰かが引き継がないといけない。
だからケアマネの退職はとても大変な事なんだ。
けど1番困るのは高齢者とその家族だからね。
サポートするから頑張ろう
第4話「青天の霹靂」
物盗られ妄想で嫁姑問題が地獄になってる家庭もたくさん見てきました。
嫁や家族がいない場合もヘルパーやら近所の方やら妄想の対象は移り変わるので厄介です。
大抵自分でタンスの奥とかに隠して忘れてます。