【ネーム作成①】
昔何かの本で読みましたが、脳神経科学のお医者さん曰く、発想というのは頭が1度ショートした後に生まれやすいとのこと。
だからネームを考える時は、何かを思い浮かばなければいけないと意気込まずに、頭をショートさせる時間だと割り切っています。
閃きよりショートです。。 
   最近は起きている時間に見ているもののほとんどがこのお絵描き電子画面です。
自分の住んでいる世界から完全に花鳥風月が抜け落ちています。
改善しなきゃしなきゃとは思うんですけどね https://t.co/VX1SubyHP2 
   【訪独記③】
かつて取材のため訪れたベルリンにある秘密警察(シュタージ)博物館。
東独時代のシュタージについて色々知れます。見ていて楽しいのは当時のスパイグッズで、写真はネクタイに内蔵されているカメラです。その他ジョウロにも内蔵されたりと日常生活にあらゆる監視の手が伸びています。 
   口を閉じてるのに喋ってる絵は漫画に結構あります。
そんな描写は不自然なので今まで避けていたのですが、よくよく考えるとこれは静止画だけに許された描き方なんじゃないかと思って最近はちょくちょく採用しています。
静止画だからこそできる表現をもっと探っていきたいです。 
   【漫画の背景③】
漫画の効果音は文字列というより背景の一部に思えます。
いつも悩むのは、アクションシーンでどこに効果音を入れるかです。
音を入れると迫力は出るのですが、ある種の緊張感は失われます。
スラムダンクの山王戦ラストパートに音を入れたらあれほどの緊張感は生まれない気がします 
   【ネーム作成㉙】
東独にいたの第24話のネームができました。
前々からやりたかった演出も出来て、個人的に気に入っている回です。
ちなみにイーダといえば私にとって『ふたりのイーダ』(1969年)です。 
   【ネーム作成㉑】
第20話のネームが完成しました。
言葉ではうまく表現できない微妙な違和感、不気味さ、不思議さ、蠱惑さを表現することがテーマでした。
それもなるべくビジュアルではなく言葉の力によって表現しようと努めたのですが、結果はどうなっているやら。。
お楽しみに。