「恋する民俗学者」17話あらすじ 國男と距離を取ろうとし、混迷する花袋。りさは自分と一緒に現実を生きるよう花袋が約束する代わりに、失意の國男が待つ伊良子を尋ねるよう勧め、二人の奇妙な友情ごと花袋を受け入れようと決意をする。
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恋する民俗学者 第15話
宣言通り姿を消した恭次郎。國男は伊良子岬の海辺の村に隠れるように滞在。歌でなく人の習しに関心を持ち始めている自分に気がつく。人の習慣、即ち「民俗」への関心が国の中で芽生えていく。
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「恋する民俗学者」14話
詩などジレッタィレッタンティズム だと嘯く國男。故郷での國男の恋の後始末をつけ東京に戻った恭次郎は、恋の相手を傷つけた責任を取り、國男に二度と「詩を描くな一編の小説も書くな」「自分と一緒に文壇を去れ」と迫る。
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恋する民俗学者:豆知識 國男、花袋の文学仲間、中川恭次郎は國男の義理の又従兄弟。歌人、詩人で雑誌「文学界」の発行人でもある。ドイツ語の医学書下訳や、大物医学者の家庭用医学書の代筆を行うが、医師試験には通らなかった。その経歴があまりに魅力的なので、一度、ミステリーの主人公にした。
「恋する民俗学者」第14話 秀子の異変で全てが発覚、
恭次郎は詩と現実の恋を混同した國男に激昂。今すぐ、ここから去れという恭次郎。自分の気持ちはどうなるとくい下がる國男に女たちにも気持ちはあるんだと諌める。
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「恋する民俗学者」第13話あらすじ 故郷で西洋の文学の引き写しのような恋に溺れる國男の元を危惧した藤村が訪ねる。藤村もまた再び刹那の恋に逃げ、音楽学校でバイオリンを学ぶ迷走ぶり。一方、秀子の体に異変の兆しが。
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「恋する民俗学者」豆知識
松岡静雄。柳田の末弟。海軍兵学校を首席で卒業。海軍退役後、太平洋諸島を対象とする民族学・言語学の在野研究者となる。静雄とは折り合いが悪かったと回想するが國男の「海上の道」に連なる海への関心は静雄の影響が大きい。
「恋する民俗学者」第12話あらすじ
一つの時代を終わりかね遊郭に入り浸る太田玉茗、再び刹那の恋と戯れる藤村、國男の恋を描くことに執着する花袋破滅しかない恋に溺れる國男を海軍銀人となった弟・松岡静雄いさめるが届かない。
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「恋する民俗学者」第11話あらすじ
「文学界」を休刊し「アマチュアの時代」の終わりを宣言したものの、青春を終わりかねている國男や花袋。集まって写真を撮る彼らに「終わり」を促すかのような時報の大砲が響く。独歩は「武蔵野」を書き始める。
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ヤングエース次号「東京オルタナティヴ」校了中。
迷子、訳あってメガネ女子になります。