西川さんより11月売り『YA』より連載開始の「文化工作者七條特高の冒険」の2話目原稿届く。
主人公とバディを組む経理部長が西川さんの演出で弾けまくりです。
上海文化史で伝説の内山書店も登場。
「文化工作者七條特高の冒険」11月売り「ヤングエース」より連載開始です。現在発売の「YA」に予告編が載っています。
大城のぼる「冒険ターちゃん」。
今ではアウトなアフリカ系の人々を描くステレオタイプの描き方が戦前・戦時下の日本では「南方」系を示す表象だった。というところからこの表現の政治性の出自はとき起こさないといけないんだよなあ。
「仮面ライダーBLACK SUN」の政治性が物議を醸しているがそもそも「原作」がこう。「さるとびエッちゃん」にベトナム戦争の場面を不意に入れたり政治は普通に描かれた。
マイナカードによるプラットフォーム国家というショッカーの野望に邁進する現状を考えればもっと攻められたのになあ、とは思う。
いしいさんの政治漫画でかつてと劇的に変わった事例も。「泡沫候補」と呼ばれ奇天烈な政見放送で注目をあげた候補が「視聴率が得票率なら当選したのに」という「笑い」が成立せず本当に当選してしまうのが昨今。今読むと選挙の劣化への風刺。いしいさんの「昔」の政治漫画は「今」に鋭い批評性を持つ。
『YA』、「まんがでわかるまんがの描き方」次回原稿。キャラクターと身体性のおさらい。
「ヤングエース」12月売り「文化工作者 七条特高の冒険」校了中。七条とその一味にいいようにされる経理担当立川くんの運命は。
ちなみに左の業務ファイルは実在します。
内地の発禁本も販売されていた伝説の内山書店も登場。 https://t.co/OrrgghPH8o
「仮面ライダーBLACK SUN」があれこれ言われるけれど石森の師、手塚の「アトム大使」は天馬博士が宇宙からの移民排斥を訴え、博士率いる赤シャツ隊が移民に白色テロを仕掛ける。それに対峙するのが「アトム」。これが子供雑誌「少年」に連載されていた。
天馬博士の移民排斥の論理。「日本を思えばこそ」
手塚の予見能力のすごさではなく、この時からこういう思考法があったからというのが正しいだろう。 https://t.co/peepErJVhv
西川さんより「文化工作者 七条特高の冒険」のペン入れ途中経過。陸軍の南京陥落後の映画館調査についてのセリフ。
ちなみにその現物。