「恋する民俗学者」14話
詩などジレッタィレッタンティズム だと嘯く國男。故郷での國男の恋の後始末をつけ東京に戻った恭次郎は、恋の相手を傷つけた責任を取り、國男に二度と「詩を描くな一編の小説も書くな」「自分と一緒に文壇を去れ」と迫る。
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大塚英志原作中島千春作画「恋する民俗学者」。柳田國男は自由主義経済の矛盾を是正する社会政策論として農政学に傾倒して行きます。自分は社会主義の側だと言い放つ柳田がいます。
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「恋する民俗学者」14話
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秀子の体に異変が起きる。恭次郎は激昂し、自分だけが自らの文学に酔い、他人の心(つまり「他者」)を理解しない國男を叱責する。
強引に東京に戻される國男をしっかりとこちら側に繫ぎ止めるべく手を差し伸べたのは以外にも藤村であった。
「恋する民俗学者」1stシーズンは22話まで。
明治という時代の変化に追いつけず神経を病み古井戸に籠り座敷牢に蟄居した父に似て、書庫や文学に「引きこも」り続けた國男がよろよろと「優しい束縛」を求め社会に踏み出すまでを描く。
「優しい束縛」は花袋が作中で柳田の結婚の動機を評した言葉。
「恋する民俗学者」第14話 秀子の異変で全てが発覚、
恭次郎は詩と現実の恋を混同した國男に激昂。今すぐ、ここから去れという恭次郎。自分の気持ちはどうなるとくい下がる國男に女たちにも気持ちはあるんだと諌める。
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製作中の文化史の学習まんが、三島について触れます。
死の直前、三島がディズヌーランドに行きたいと言っていたこと、かつてのディズニーランド体験を川端に行くっていたこと。ちなみに、三島はミッキーアニメも好きです。
『YA』8月売り「多重宇宙探偵サイチョコ」校了。
世界線の謎が明らかに。
普通に ネトフリにありそうな設定ではある。
『YA』7月売り「文化工作者 七条特高の冒険」校了中。
川島芳子、登場。汚れ役です。
ピンルーに暗殺指令が下ります。
「東京オルタナティブ」のコミックスの一挙刊行も決定。お楽しみに。
まんがの描き方の学習まんが『まんがでわかるまんがの描き方』12月刊行です。
電子の時代に持ち越されるべき「紙のまんが」の時代のオールドスクールな「描き方」を再考します。
特高相手にキレる経理部長・立川クン。 https://t.co/R4bKLQtd1t
八坂堂のまんが。大塚英志原作中島千春作画「恋する民俗学者」。島崎藤村は東京を離れ、描くべきものをやっと発見します。国木田独歩は迷走、政治家になろうと決意します。それぞれの「社会」探しです。
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「恋する民俗学者」15話こぼれ話
この國男のセリフは花袋の「妻」の中に出てくる國男がモデルの青年のセルフがベースになっています。
と、結構細かくセリフも出典があります。
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