「働かないで物を盗るのは間違い」と諭す正ちゃんに「働かせねえのです。あんたなど食っていけるからそんなことが言えるのだ」と食ってかかるカラスたち。正ちゃんの冒険てこんなシビアな話やったんや。
漫画少年 昭和29年10月号。豊咲保夫「蟻と風船」。絵も話も味わいがあってもっとこの人の作品を読みたいと思わせる。漫画少年以外に描いてる様子がなく本格的にプロにはならなかったようで惜しい気がする。
漫画少年 昭和29年10月号。おくむらのぞむ「イコール・ランド物語 」。宇宙に星ができて動物の国ができるも土地争いを発端としてついに世界が崩壊するという話。動物が人間に生まれ変わって光に吸い込まれていくラストがイデオン発動篇っぽい。
漫画少年 昭和28年2月号。小川明良「ミカン」。この洗練された未成熟感が古さを感じないというか、今でもウェブ漫画でこんな絵を描いている人がいてもおかしくない気がする。漫画少年入選常連者で坂本三郎との合作もある。
漫画少年 昭和27年12月号。山根青鬼「シロの行方」。往復9コマ漫画。楳図かずおの往復漫画の1年後に描かれた作品だけど9コマだとさすがに間延びするうえ、楳図と同じ犬を題材にしているのでなんとなく新鮮味にかける。
こんな感じで頭にかぶる。身体能力がアップするといっても凧揚げが普通より高くあがるとかはねつきがうまくなるといった常識的な範囲で運動神経がよくなるだけ。
漫画少年 昭和26年12月号。楳図一雄『往復マンガ』。楳図かずお15歳頃の投稿作品。往復四コマというアイデアがすごい。
こないだ拾ったジャンプにコブラ連載前の読み切りが載っていたけど単行本に未収録らしい。ただし、内容を修正してJC第4巻1話に収録されているとのこと。読み切りでクリスタルボーイだったものがJCではハンマーボルトジョーに変わっている。
@kentlow 僕もそこまで詳しくは言えませんが田渕由美子がデカいんじゃないかと思ってます。上画像が71年作で石森風、下画像が76年で完全に少女漫画独自路線になっています。