基本、アイツの望みは「自分は制約から解き放たれている」ことであるので、少なくとも自分の未来を知ってる状態を望むとも思えぬ。
一話のたった十数ページの間に膝裏ラリアットからのジャッジメントクラッシュからのジャッジメントツイストからのジャッジメントアヴァランチャーを連続で食らって五体不満足になってる大魔王サタン様。
一番好きなのは、殺人的我田引水が原因で喧嘩している美濃の百姓を仲裁しながら切腹してる薩摩の勇士ですね。「人という字は人と人が支え合って……」みたいな感じのなんか良い話をしながらなんか腹をズブズブやってる。怖えよ。これには、疑心暗鬼で殺気立ってた百姓たちも思わず苦笑い。
ザ・マンの詭弁および「お前ちょっと前までトチ狂ってたくせに、ずっと辛抱してたみたいなポーズを・・・」みたいなツッコミは当然発生するのだが、今はオメガの民の昔年の妄執が解き放たれたことに重きを置きたいので、積極的に見て見ぬふりをすることにした。 #俺はアリステラの涙に弱い
で、まあ、そこに今混ざっているガムテは、「大人になれなかった(子供でいたかった)大人」の中にいる本物(ガチ)の子供なわけで。殺島がガムテに向ける感情が妙に熱いの、多分その辺が由来なんだろう。