ちょっと古いがこれで文献に片っ端からあたる手もある。 https://t.co/HnbN0cUYso
公文書、隠す祖国。国民の知る権利を軽んじ、秘密が横行する権力は必ず暴走する。第二次世界大戦敗戦直後の軍部による戦争責任資料の焼却指令から福島第一原発事故にいたるまで変わらない、情報を隠し続けて責任を曖昧にする国家の論理。
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『国家と秘密ー隠される公文書』
久保亨/瀬畑源
集英社
TLで言ってた人がいたが、明治維新を評価し直す必要があるかもしれないな.
19世紀から20世紀初頭にかけて欧州を中心に流行した社会進化論が日本の国家思想に与えた影響を,加藤弘之が唱えた〈優勝劣敗〉の思想に着目して究明する.
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『〈優勝劣敗〉と明治国家ー加藤弘之の社会進化論』
田中友香理
陸軍幼年学校教育綱領
前文
「帝国陸軍の精神元気は、幼年学校に淵源す」
練兵場でもなく、士官学校でもなく、幼年学校こそ帝国陸軍であると教育していたわけだ。帝国陸軍すなわち兵士ではないのか?
戦前、日本の外征の思想的バックボーンとなった「八紘一宇」とは如何なる思想だったのか? 八紘一宇思想の起源からその展開までを追う。
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『「八紘一宇」の社会思想史的研究』
黒岩昭彦
弘文堂
2022
₁「日中戦争の難民問題」というと、どうしても敗戦時の満洲開拓団の受難の事が思い浮かぶ。本書を手に取った時、ワシもそう思った。しかし本書は、日中戦争時に戦場となった中国大陸の人々に焦点を当てたものである。
『難民たちの日中戦争―戦火に追われた日常』芳井研一,吉川弘文館,2020
中国大陸では日本軍と中国国民政府軍の両方から徴発という名のもとに人や物資が持って行かれてるんですよね。ダブルパンチです。銃後の中国社会の様子を描写した本です。
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『銃後の中国社会―日中戦争下の総動員と農村』
笹川裕二, 奥村哲
岩波書店
2007
幕府から新政府へ移行するにあたって、西欧流「近代」国家を目指す日本が、国境を画定していく。そもそも国境なんて曖昧だった東洋で、突然、西洋風国境概念で殴り込む日本は、他の東洋の国からすれば「あいつどうしちゃったんだ!?まげもねえし」の様なものだったろう。
『大久保利通と東アジア』 https://t.co/y773n1Bmqr
戦時中景気が良かったっていうのは最初だけ。後はうまいことやっている連中だけ贅沢して、一般庶民は苦しい生活でした。悪い奴ほどよく眠る。
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『日米決戦下の格差と平等―銃後信州の食糧・疎開』
板垣邦子
吉川弘文館
2008 https://t.co/NhksROisrJ
Jアラート
防空法は本当に悪法だったのか?
「バケツリレー」に象徴される防空法は、国民に負担を強いるだけの悪法のように論じられてきた。しかし、防空法は、空襲の流れを網羅し、準備から空襲後の処置・復旧にまで対処するように定められている。その歴史的意義を検証し、「教訓」を明らかにする。 https://t.co/PaJqSYosYD