戦前、日本の外征の思想的バックボーンとなった「八紘一宇」とは如何なる思想だったのか? 八紘一宇思想の起源からその展開までを追う。
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『「八紘一宇」の社会思想史的研究』
黒岩昭彦
弘文堂
2022
明治維新を評価し直す必要があるかもしれないな。
19世紀から20世紀初頭にかけて欧州を中心に流行した社会進化論が日本の国家思想に与えた影響を、加藤弘之が唱えた〈優勝劣敗〉の思想に着目して究明する。
『〈優勝劣敗〉と明治国家ー加藤弘之の社会進化論』 田中友香理
陣中日誌 自昭和14年11月1日至昭和14年11月30日
獨立山砲兵第3連隊(5) https://t.co/owLGHinTdD
戦場のトイレに関する真面目な本。管理を怠ると伝染病が発生する危険なシロモノです。旧帝国陸軍がトイレをどのように管理していたのか詳細に語られます。
『陸軍と厠(かわや)―知られざる軍隊の衛生史』藤田昌雄,潮書房光人社,2018
日本人船員(戦車揚陸艦)の朝鮮戦争従軍
日本人従軍記者の見た朝鮮戦争
地域社会と北朝鮮「帰国事業」
各々を当事者から聞き取ってまとめた労作
ワシ個人的には北朝鮮の「帰国事業」って良く知らんのだわ。キューポラのある街のイメージぐらい
『朝鮮戦争と日本人 武蔵野と朝鮮人』五郎丸聖子,クレイン
穴から出て来た上等兵氏、戦争が二十年前に終わっていた事を聞いて愕然とする。
「ひどいじゃありませんか!?」秋竜山
紹介してもらった本を入手(@0226_1989氏)。本書は帝国陸軍航空部隊による、中国・シンガポール・フィリピン・ビルマ・インドなどアジア各地への派兵・空爆の史実をまとめたもの。航空部隊による毒ガスや細菌兵器の使用にも触れている。
『日本陸軍のアジア空襲』
竹内康人
社会評論社
2016
『生活必需品消費規正』福田敬太郎, 本田実 共著, 千倉書房, 1943年 あと『週報』あたりにも出ているかと。 https://t.co/zhfQHLAsHx
辛口の昭和天皇論はこちらが良くまとまっている。
『天皇の昭和史』藤原彰,吉田裕,伊藤悟,功刀俊洋,新日本出版社,2007[1984]