この世には水ダウのドッキリみたいな犯罪が本当に起こるし、グリーンヒルみたいな犯人も存在することがわかった。恐ろしすぎるな現実は。助けてくれよピーターパン。
アフタヌーン四季賞大賞受賞作、門野民緒「再来」理屈不明な土着怪異と過去の因果が絡み合う初老男性達のエネルギーが炸裂する怪作。作者はこれしか描いていないっぽくて本当に惜しい。やはりこれだけのものを生み出すと創作意欲が燃え尽きてしまうのだろうか。
鳩野マメ「血まみれリグレット」金にならない絵の仕事に拘る保護者を責めて自殺に追いやった過去のある児童相談所で働く女性は、自殺者の弟と再会する。すっかり明るくなった弟は見事なサイコパスに成長していた!贖罪のため彼と向き合おうとする女性の運命は!?続きを見守ります。
いばら美喜「恐怖の手術台」は珠玉の怪奇短編集ですね。30年以上前に描かれたとは思えない奇想天外なアイデアの坩堝です。初っ端の「ああ伸びる」は、低身長で悩む男が女の足を切り落とし背が伸びる薬を飲むけど薬は未完成で紙と歯が超伸びるといった内容でキレッキレです。
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「押切蓮介完全新作読み切り小冊子」ヤッター!完全新作だー!!田植えに今話題の回転寿司、爽やかな表紙だけど、いったいどんな話なんだぁ!?
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「笑うあのコ」2011年の雑誌なのだが、まさか楠桂の本格ホラー作品が載っているだなんて夢にも思わないじゃない。虐待を受ける少女の怨念により地獄と化した怨霊ハウス!ボーイミーツガールやサスペンス要素もあり、流石の手腕でした。
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伊藤静「常世幽世」人魂を食べて浄化する退魔師が事故物件を巡る。霊ときちんと対話するのに問答無用で丸呑みにする異色の除霊系作品です。祓うので本格的な恐怖は味わえないが、20年間現場検証さえできない鬼ヤバ殺人現場が登場したり楽しい。
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