本棚を整理したらホラーエクスタシーが3セット見つかった。ホラーMが休刊した年に創刊したが、結局同年に紙媒体は消滅してしまった。だが、いいホラー作品が散見される無視できぬ存在。紙のラスト5号が1番ホラーのクオリティが高いのでお薦めだが、結局は全部買うしかないのだ。 
   太田垣康男「ひび」普段はホラーを描かない人によるホラー漫画は最高だね。廃マンションを訪れた男女を、理不尽を体現したような怪奇現象が襲う!!理屈なんか全く通用しない。これがホラーだ。これでいい。ホラーは若干言葉足らずでいい。
#ホラー漫画 
   食べかけのバウムクーヘンをそのまま冷蔵庫に入れておいたら、水分が消し飛んで木材みたいになったので泣く泣く捨てた。バウム農家に謝りたい。 
   最近の短編集だと、茸谷きの子「怖習」がめっちゃお気に入り。読者の裏をかく本格ホラーを読んだと思えば、Webでの見え方を意識した大胆な構図の令和ホラーを見せてくれる。POVの漫画版だと思う。ネタが溜まったら続巻を出して欲しい。
#ホラー漫画 
   ようやく紙で「らんちゅう」を読んだが大きく失望した。ラストの視覚的衝撃が作品の肝なのに、なぜ見開きで見せてしまうのか。どうなるどうなる、ってドキドキしながらページをめくってあのラストでしょうよ。奇数ページから載せない意味がわからん。台無しよ。漫画を読んだことない人が編集したのかな