恋愛がわからないことは、恋愛の物語を楽しめないということでは必ずしもないねのコマです
「多聞さんのおかしなともだち」は 夏の団地で友達じゃない誰かと互いのわかりあえない話をしたり、好きだった映画や本の読書会をしたり、恋愛じゃないけど会えなくなったらさみしいと感じる気持ちについて語り合う、たぶんそういう漫画だと思います 暑くて風が強い夏の夜に読んでみてください📖
誰のことも恋愛としては好きになれない自分のことを誰かに話したくて、でも誰にも話したくないとも思っていた頃のこと
恋愛伴侶規範に傷つく日のことや楽しく生きている日々のことを、自分に似た誰かの話を、友達じゃない誰かと話したいと願う気持ちについての漫画です
「多聞さんのおかしなともだち」
作画がデジタルであることに言及してくださっているのを見て、アナログ感のある画面を作りたくて試行錯誤していたので嬉しかったです✒️😹
作画は人物も背景もすべてデジタルで、レイヤーを500くらい作るといつか完成します
女性同士の恋愛が友情だと思われることを怒ったり、恋愛のことはわからないけど自分の感情が恋愛ではないということだけはわかったり、自分のことがわからなかったり決めてしまいたくなかったりする名前のわからない気持ちのことを友達じゃない誰かと語り合う漫画です「多聞さんのおかしなともだち」
こういうアナログ感をデジタルで再現したいと頑張ってうまくいったとき3日くらい嬉しくて踊っているのですが、これといって誰も気づかれないのそれはそうになります
「多聞さんのおかしなともだち」の多聞さんは単行本表紙にいる主人公ではなく、坊主頭でサングラスの作画が大変すぎるこの人です
物語の中に自分自身だと感じられるようなキャラクターを見つけたり、遠い国に住む登場人物の悩みや思いにふと自分と共通するなにかを感じて戸惑ったり、 同時に嬉しくなったりする。
そんな気持ちについて「多聞さんのおかしなともだち」を書いたのでぜひ!読んでみてください📖
『多聞さんのおかしなともだち』はアロマンティックの話でもありエーゴロマンティックの話でもあるので恋愛を描いた本も映画もたくさん登場します📗
恋愛の物語を楽しんでいる人は、必ずしも自分も恋愛をしたいと思っているわけではないよねという話を夏の団地で不思議な友達とぼんやり続ける話です🎐
『多聞さんのおかしなともだち』
恋愛がわからない主人公と周囲のいろんな恋愛をする人たちのわかってもわかりあえなくても誰かと語り合いたいと願う気持ちは
同じような誰かにも、全く異なる人生を歩んだ人にも交差する何かがきっとある、あってほしいと思って描いたので、何かが伝わると嬉しいです