#素人は騙せる
谷ゆき子作・学年誌バレエ漫画『バレエ星』の敵役として夙に名高い「あざみさん」。主人公かすみに対する数々の意地悪を仕掛けますが、彼女の「トウシューズ画鋲仕込み」はその後のバレエ漫画の嫌がらせの定番となりました。
そんなあざみさんも、本番舞台では眼鏡を外してます。リアルに寄せた演出ですが、裸眼で足元大丈夫なのかしらん…と心配してたら案の定、でした。
この時のヒロイン・かすみの無言「……」は、何を物語っているのでしょうね。(^^;
🌫️「単に〝美人だなぁ〟って思ってましたけど…」
「舞台以外で見せるバレエは本物ではない」という“芸術至上主義”は、1970年代バレエ漫画作家の共通した認識なのかもしれません。
『アラベスク』『SWAN』などで描かれる映画『赤い靴』のモイラ・シアラーに対する偏った評価は、その顕れのひとつではないかと常々思っています。
花田先生の名前は「さき子」…“花(田)”だから“咲子”?
そういえば楳図かずお『漂流教室』のヒロインも咲子だった。その気で見ると、少女時代はこんなだったかもしれない、などと思ったり。さらに主人公(高松翔)のお母さんの雰囲気がどこか花田先生に似ている。(^^; #バレエ星 #谷ゆき子 https://t.co/aB7deTj5Jr
『アタックNo.1』アニメ版ではキリッとした美少女という印象の主人公・こずえ。
原作初出場面では短いお下げ髪のちょっと幼い印象…だけど、初対面の努君を「ヒョウロク」呼ばわり、「伝統がきいてあきれるわ、蛍光灯じゃあるまいし」と親父ギャグまでかましてしまうなど、なかなか味のある性格。
特に、この龍王幹子の場合、このジャンプを決めた後そのまま着地して終わる。それじゃ全然曲想に合ってないのに、この離れ業に目を眩まされた審査員は手放しで褒めそやすのだった。やれやれ… (^^;
(続き)
幹子「…あー吃驚した」
波子「さなえがいきなり屈むから…」
さなえ「ごめん…」
波子「まぁこれで父さんの用事も済んだし、寒いから帰りましょ」
さなえ「あっ…」
幹子「今度は何」
さなえ「…トウシューズ、片っぽ残してきちゃった」
波子「やだもう…まるで悪の組織みたいじゃないの」
TVドラマ『サインはV』で昭和のお茶の間を賑わした骨肉腫。学年誌漫画にその影響は及び、#谷ゆき子 のバレエ漫画 #さよなら星 にもその片鱗が描かれています。
足を痛めたすずらん🎐は、「骨肉腫かもしれない」と宣告され、足を切断するのかと思い悩みますが…
その後の検査での医師の言葉が酷い。(^^; https://t.co/qhAab1VHD3