#ゲゲゲ忌2022
また水木サンの命日を迎えました。
この時期になると、自分は水木サンの言う通りに好きなことに一生懸命に打ち込めているのだろうか…?と自問自答してしまうのです。 
   #心に残ったキャラ達の死に様選手権
墓場鬼太郎のニセ鬼太郎の死。
あの世に行った寝子ちゃんの代わりに蘇り、主要キャラ的な立ち位置だったのに水神に内部から喰われるという残酷な方法で呆気なく退場。
水木漫画にはあっけなく退場するキャラが多いのだが、先生の戦争体験が影響しているのかも… 
   いくつになっても、趣味は持ちたいものである。
ムーミン谷のヘムレンさんは高齢にも関わらず、植物採集という趣味のおかげで毎日満ち足りた生活を送っているのだから… 
   アニメ「楽しいムーミン一家」の中でムーミンパパが生活の変化を求めて昼夜逆転生活を送る話がある。
どんどん衰弱していくムーミンパパを見ていて子供心に夜寝ないと大変な事になるのだと思った。
実際、自分自身が不眠症を経験したこともあり、水木先生の睡眠幸福論を改めて実感している。 
   ねずみ男「物価は上がるのに、給料は横ばい…更に税金も上げるって話だそうだ」
鬼太郎「聞きたい話はだんまりで、聞きたくもない増税の話はどんどんする…日本人はよく我慢できているなぁ」 
   人間は退屈であることを悪いことだと思い込んでいる…
何もする必要のない時間があるっていうのは幸せなことなのだと思えば良い。 
   笑っていると幸せなった気になれる…
それを繰り返していると、本当に幸福になれるかもしれない。 
   どんなに不平不満があろうとも、そんなクソッタレな現実の中で生きていく。
水木サンの短編作品にはそんな我々の代表ともいえる庶民達が数多く登場するのだ。 
   みんなに嫌われないことを目的に生きていくのは大変だよ。
人生は取捨選択の連続である。
割り切って生きていこう。