ゲゲビビ小噺
自分は、すぐに口に出して失敗するタイプで、よく祖父に「その言葉に矛盾は無いか?その言葉に問題はないか?発する前に頭の中でよく考えてから発言しなさい」と嗜められたものだ。
今の世の中は、早いもん勝ちみたいに憶測と妄想にまみれた情報が飛び出して来るから本当に危険だ。
ねずみ男「物価は上がるのに、給料は横ばい…更に税金も上げるって話だそうだ」
鬼太郎「聞きたい話はだんまりで、聞きたくもない増税の話はどんどんする…日本人はよく我慢できているなぁ」
#海の日
海の日なので海の妖怪の話。
鳥取県の米子の海岸をある男が歩いていたら、海中から60cmくらいの真っ黒いぬるぬるした妖怪が上がってきて、男に体を擦り付けてくる。
力自慢だった男は苦心の末に妖怪を捕まえて、木に括り付けた。
後で村の老人に正体を聞くと「ぬるぬる坊主だ」と言った。
山登りが趣味の知り合いによると、山には明らかに空気の感じが違う場所があるのだそうだ。
そういった場所には、山の神様や精霊的な存在がいるのだとか…
水木サンも実際に妖怪を見てはいないが、その存在は常に感じていたそうだ。
感性を磨けば、目に見えない存在とも友達になれるのかもしれない。
当たり前の事を当然とせずに、日々の生活に感謝する。
その積み重ねこそが、精神的な余裕を生み、人生の幸福につながっていくのだ。
ひとりが笑えばみんなが笑う。
みんなが笑えば世界が笑う。
世界が笑えば世の中は良い方向に進んでいく。
たったひとつの笑顔で世界は変わるのだ。
逃げずに困難に立ち向かって目的を達成する。
そういった姿が賞賛されるのはよく分かる。
でも、どうしようもない困難を前にした時、逃げだすのは悪い事ではないとも思う。
要するに、何事においても自分の命やメンタルをを優先すべきなのだ。