女性キャラも木陰で見守る明子姉さちゃんという、クソつまらないギャグが未だにはびこっているが、梶原一騎の女性キャラは実は芯が強い。手塚作品もそう。私は重いコンダラ、クリスマス、明子姉さんのギャグをいう奴とは口もきかない。ただのオープニング観ただけの流され野郎じゃん。ちゃんと読め。
アトムを設計した父親、天才天馬博士は自分で作っておきながら、アトムの背が伸びないという理由でサーカスに売りとばす!!!巨人軍の川上監督も一目置く、野球を知り尽くしている星一徹もさんざん鍛え上げた飛雄馬が巨人に入ってから息子の球質がプロ野球では通用しない事に気が付く!!
鉄腕アトム。お茶の水博士は素晴らしい人格者だけどロボットの芸術品であるアトムは設計できない。作ったのは、かなり性格に問題がある天馬博士である。どちらも科学省長官。お茶の水博士は内心何を思っていたのか。答えのヒントが火の鳥太陽編、単行本未収録ページに隠されている。
これも、直接ストーリーの関連はないが、前二作の後日談のように受け取れる第三弾「人間が人間でなくなる日」すでに人間は絶滅しているが別の姿に形を変えていた!!
霧にむせぶ夜とはストーリーの関連はないが前作で猫達の革命表明を受けて実行に移った第二弾作品、「理科室の地下で」ここで人間は滅びさる!
ますむらひろし先生のデビュー作!少年ジャンプ手塚賞準入選作!今でこそファンタジー作品や宮沢賢治の漫画化作品で有名な大先生だがデビュー当時はダークなパワーに満ち満ちていた!猫による人間皆殺し三部作!(と私が勝手に命名)その1霧にむせぶ夜!