ストーリーは問題と解決にすぎない。
しかし「問題は必ず解決する」という考え方はリアルではない。
解決に向かって主人公は様々なハードルを超えないといけない。
ハードルに質と量があってはじめて物語はリアルなものになる。
#マンガ脚本概論
「4257頭の象が空を飛んでいるといったら信じてもらえるかもしれない」
具体的な描写で「見てきたような嘘をつけ!!」
それが読者にとっての「信じないわけにいかない作品世界」になるのです。
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新人作家はストーリーづくりと並行してキャラクターを考えたほうがよいです。
例えば主人公の成長物語を描きたいのであれば、あなたが好きなタイプの人間を主人公にするよりむしろ「弱い人間」を主人公にするべきでしょう。
キャラクターはストーリーのテーマと密接に関係している。
#マンガ脚本概論
提起された【問題】が【解決】にむけてストーリーを読ませる「推進力」になります。
長いストーリーの中でも作者は読者に常に【問題】を意識させ続けなくてはなりません。
読んでいる途中で、提起された【問題】がわからなくなると「推進力」がなくなり、読む気が失せるのです。
#マンガ脚本概論
「起」の部分がしっかりできているとストーリーは半分成功したようなものです。
そこでは「人物の紹介」「舞台の紹介」「設定の紹介」をしっかりする必要があります。
そして「問題提起」。
「問題」が提起された瞬間、読者はストーリーの全体像を予想することができます。
#マンガ脚本概論
他の新人とわかりやすく差をつけたいのなら取材をしましょう。
読者が知らない「新しい情報」がプロとアマを分ける「実在証明(アリバイ)」になるのです。
「実在証明」とは「その作品世界が本当に存在するんだ」という証明です。
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ストーリーをつくるとき、どんな大きさの「問題」を立てるのか、何を描くのかによって「尺=ページ数」が変わってきます。
どんな小さな「問題」の立て方でもストーリーにはなるんです。
あなたは自分が思いついたストーリーのページ数を予想できますか?
#マンガ脚本概論
プロの編集者は新人作家を見る時、まずキャラクターが描けるかどうかを観察します。
ヒットする作品では必ず個性の強いキャラクターがストーリーを牽引します。
よいキャラクターは作者とともに成長し、ストーリーを切り開く力を持っているのです。
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アイデアに詰まってしまう「スランプだ・・・」よく使われる言葉ですが、本当にスランプってあるのかな?ただ自分に何かが足りないだけじゃないのかな?
人間の脳の中でアイデアが出てくる道筋が決まっているとしたら、やるべきことも決まってくる。
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読者をひきつける「身につまされる問題」とは(3)
「人間性が試される場面」では強く身につまされる問題が提起されます。
読者はストーリーによって「あなたならどうする?」と強く選択を迫られるのです。
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