◆漫画家半生備忘録206
「援護部長ウラマサ」は原稿データを焼いたDVDと、コピー機で出力しセリフを鉛筆で書き込んだ物を手渡していたが、セリフの書き込み時に、絵の不具合に気付く事が度々あった。元データを修正しては再度出力という二度手間が何度も。
今でも、モニター上だとミスに気付きにくい。
今日、妻が日頃手をつけてない押入れの奥から、ボクがプロとして連載する前に描いた連載企画用ネームを発見。今見ると恥ずかしくて正視できない内容。担当氏は、こんな稚拙なネームによくもまあ懲りずに付き合ってくれてたなと今更ながら感謝。ちなみにこの3話分ネームは編集長からボツとなっている。
💠ボクの作品「死神監察官雷堂」は、こんなお話。
警視庁警務部人事1課特別監察官の雷堂警視正は、警視庁管内の不埒な警察官を、鋭い洞察力と容赦のないやり方で次々と摘発し、「死神」と呼ばれるほど恐れられていた。