恥ずかしながら中沢啓治先生の『チンチン電車の詩』をようやく読んだのだが、完全にBLでめちゃくちゃ尊かったわ。家族のない不良青年が家族のないオッサンに拾われ一つ屋根の下に生きるとかいうBL勝利の方程式だし(この勝利の方程式を使った作品には萩尾望都先生の『メッシュ』などがある)
高木輝洋作・田丸ようすけ画『ジャパン・シンドローム』(公明コミックス、1989)公明コミックスってなんちゅうレーベル名だよ。原発や大企業を誘致して自然を破壊する極悪村長が、娘、善良な農家や公明党村議により説得され、政策を一新するという内容。公明党もそういう時代があったんですね。
「子供は親を選んで生まれてくる」みたいなスピリチュアル言説には批判が多いし、俺も批判者なのだが、それはそれとして猿渡先生にかかればそんなオカルトも感動の超名品に仕上がるからね
通算官僚から衆参国会議員に転身した広野允士は現在、浄土真宗本願寺派の宗会議員である(龍谷大学評議員も兼務)。あけちみつる『日本復活Vプラン』(高木書房、2003)は広野原作の漫画。特に信仰の話はなく、日本と小沢が大好きだとわかる内容。文化財保護に1兆円はどうして実現してくれなかったの🥺
阪大医学部に合格するためにはウンコの時間すら節約しなければならないとか厳しすぎるし人間の尊厳もへったくれもないな。ソースは徳田虎雄
『マンガ黄金時代』は、それこそ実家の本棚にあるはずだが、この勝又進の創価学会ネタが読みたくて買った。ちなみに同じく収録されてるつげ義春『ほんやら洞のべんさん』にも、創価学会とは断定できないが法華系宗教が皮肉られている
先年亡くなられたサトウ・ユウ先生の竹内文書コミカライズはあの奇説を垂れ流してるだけで正直まんがとしては面白くはないが、酒井勝軍のアシスタントがヒゲのイケおじなので一部マニアに需要あると思う