歴史好きの方が「史実と違う」とおっしゃるのは多分に「このイメージで今後この人物が固定されるのは不本意」ということだ思うので、皆がバンバン独自解釈二次創作して打ち消すもあり。また公式がその時代ものを他にも大量に供給するのもあり、だと思います。お待ちしております
→嬉しいので6巻中心にちょっと解説。霊仙和尚が授けられた「三蔵」の称号は、経・律・論の経蔵をおさめたものに与えられます。霊仙はサンスクリット語を修め経典の翻訳業が認められました。つまり「言語」がとても重要だった時代だということです。霊仙を描くのはとてもとても楽しかった→
→6巻は最澄と空海が遣唐使で渡った唐、主に長安が舞台になっています。世界でも比類ない栄華を誇った時と場所。同時期に最澄、空海、橘逸勢、霊仙が揃っていたそれだけでもうワクワクする。長安のとてつもない祭り感は「バーニングマン」を見てイメージを高めていました→
→「流水点字」、川のほとりで出会った童と河に文字を書く。童が書いた龍の文字は点が一つ足りなくて溺れそうになっている。空海が点を足すとたちまち龍の姿になり童はそれにまたがり天に昇っていく...という「行状絵巻」からのほんわかエピソードも入っています→
→ #光る君へ でもよく言及される白居易(白楽天)も出てきます。彼の書いたものは日本に輸入され、紫式部や清少納言に影響を与えました。私が描いた白居易は詩の天才でオレ様で、才能MAX同士の空海と交流する。彼を描けて本当に良かった、描いていて楽しい以外になかった。この機会に是非どうぞ
→小峰公子さん( @kokoKOMINE )がRTしてくださった、ありがとうございます。霊仙が「事事無礙法界」に降りていく際に「音を鳴らせ」と言うのは、吉良知彦さんのこちらのツイートをイメージしました。世界の真理を追い求める人の中には音が鳴り響いていると思った。 https://t.co/fc8CQomKxn
映画 #ずっと独身でいるつもり?撮影レポ 2/2
#雨宮まみ さん原案
この映画をきっかけにまみさんの作品に触れる方が増えますように。
真摯に優しく鮮烈な文章を書く人です。→
→『胚培養士ミズイロ』6巻発売中です。
「不妊治療は
出口のないトンネルに例えられることも多い
正解があるわけでもない
道はあるけれど先が見えない」