「TERATOID HEIGHTS」
Mat Brinkman
この本も黒に箔押しのハードカバー。
奇妙な生物がうろうろとする、ほとんどセリフがない白と黒のコミックブック。
ちょっとTACOMA FUJI RECORDSというか五木田智生っぽくていいな、と。
安部慎一『僕はサラ金の星です!』
内省的な私漫画の作家だったのであるが、この漫画を描く頃には相当に荒んでいたようで、この表題の漫画は慕ってきた女子高生を兄貴分にレイプさせ、スケとやってるヒマはないというストーリー。
絵も荒んでいて、厭世的だったんだろうなぁ。
凶星の漫画家 徳南晴一郎『怪談 人間時計』
『カリガリ博士』のようなコントラストの強い歪んだ世界。
これが1962年に貸本という媒体で発表された事に驚く。
なんでか同タイトルで、まんだらけの美少女店員の緊縛写真集も出てました。