西岸良平のほのぼのスプラッタ

諸星大二郎『影の街』 諸星大二郎の少年時代の現実と幻の境界が曖昧な作品群は、夢的不条理に満ちていて好きだな。 夕暮れの時間、多元的世界が交錯する『僕とフリオと校庭で』も圧巻だった。

うーむ。だいたいこんなもんか。 水木しげるのハーフトーンパターンの使い分けも注目すると面白い。

第74話『鎌倉ロック』 第152話『怪談・首落村』です。 鎌倉悪魔団は70年代のような80年代のような歌詞のクインテットで、材木座の鎌倉ロックコンサート出演をきっかけにプロへの道を掴みとる。 生贄少女隊は小室哲魔に才能を見初められ『神々の黄昏』でデビューするが…。

諸星大二郎『鰯の埋葬』 タイトルは諺の「イワシの頭も信心」から来ているのかな？と思っていたが、後にゴヤの絵画『鰯の埋葬』だと分かった。 ただまぁ名画に諺を捩ったのではないかって気はまだしているが。 ゴヤの絵は鰯が腐って異臭を放つカーニバルの最終日を描いたものです。

還暦過ぎてメタル聴いててもなんも不思議ではなくなったよな。 メイデンだってドラマー68歳で現役だし。

小学館版 こちらは元のスクリーントーンをレタッチで消して、印刷でアミを入れてますね。

一人でじゃんけんすると、引き分けが続くかと思いきや、必ずどちらかが勝つんだよな。不思議。

もの凄い力を持っていて強い奴より、取るに足らぬ相手と思わせて抗えぬほど支配してしまうこういう悪魔が怖い。

届いた！ そうだそうだ。ストーリー漫画は四篇で、あとはこういう散発的なギャグのオムニバスだったんだ。 そして『あぁ！大脱獄』は『バカボン番外地』に改題されていたのであった。

小沢としおなんて漫画上手いなーと思う。 ナンバ、ドラマ化決定して良かった。 しばらく連載が無かったみたいだし。