ホラーシリーズ・松本洋子特集 かわいい絵柄でしっかりホラー 『黒の迷宮』84年　講談社 『ばらの葬列』86年　同 デビューは75年。 20年以上に渡り、なかよしにミステリアスな作品を描き続けた。 〜明日に続きます〜

『呪いの黒十字』松本洋子　87年(なかよし連載) 講談社 元ネタはＦ・ポール・ウィルソンのホラー小説『城塞ザ・キープ』 (私は映画しか観ていない)面白いがドン暗いマニアックな話で、よくあれをここまで感動的な少女マンガにしたものだと感心してしまう。 立派なオマージュ作品だと思う。

ホラーシリーズ 『ロザリンドの肖像』忠津陽子　76年　白泉社 かわいい絵のホラーときたら、この作品も！ 作者は70年代に明るいラブコメで読書を魅了したが、シリアスなドラマもいくつか発表している。 その中でも『ロザリンド…』(75年　花とゆめ）は極上のゴシックホラーで忘れられない。

ホラーシリーズ・風間宏子特集 『暗闇の神話』87年〜93年　プリンセス連載　全9巻　秋田書店 デビューは70年(りぼん) 安定した作風で何でもこなす職人肌の作家。 90年代以降はレディースで活躍。 『暗闇の…』は第一話『うつしみ』はホラーだが、不思議な切ない恋の物語も多く心に残る。

風間宏子特集 風間さんのカラーがまとめて出てきたのでお披露目。 『西の浪漫』88年くらい？　ミステリージュール？　詳細不明　双葉社 4の左：少女マンガ時代のイラスト　おそらくプリンセス 右：初期のラブコメ『怪傑ますらおくん』78年　少コミ

風間宏子特集 『闇への祝宴』97年　ミステリージュール　双葉社 3：少女マンガ時代のイラスト。 左(詳細不明)もおそらくプリンセス。 この頃の絵が一番甘さがあって好きです。 4：山羊座/乙女座　Lemon(82年　学研)の占いページのイラスト。

ホラーシリーズ・原ちえこ特集 『闇のアレキサンドラ』全4巻　95年〜96年　学研 (94年~96年LCミステリー連載) デビューは72年。 『フォスティーヌ』(78年)『風のソナタ』(82年)など王道ラブロマンでなかよしで活躍。 以後(90年代)伝記ロマン、ミステリーと作品の幅を広げる。

ホラーシリーズ・まつざきあけみ特集 デビューは70年。 華麗な絵と過激なストーリーのまつざきホラーワールドは癖になる。 『子泣きの杜』89年　朝日ソノラマ 2：『美しく眠れ』(初出プロムナイトNo.5　87年) 3：『雅琴人形』(初出　82年　グレープフルーツ) 4：『あの子がこわい』95年　実業之日本社

ホラーシリーズ・関よしみ特集 デビューは80年(なかよしデラックス) いとうかよこのPNで普通の少女を描いていたが、いつのまにかパニックホラーの名手に！ 『飼育病棟』93年　講談社 『血色の闇』96年　講談社・コミックス 『血色…』は初期のホラー作品集。 まだ救いや可愛げがある。 〜明日に続く〜

『マッドハウス』関よしみ　95年　講談社　 グロテスクでおぞましい隣家の狂気を描く表題作に、愛を試す残酷なゲーム『愛の墓標』など、悪夢のような絶叫ホラーの傑作を収録したトラウマ度の高い一冊！

ホラー特集・犬木加奈子特集　　 『暗闇童話集』88年 『真夜中の迷路』89年　共に講談社 昭和の終わりフレンドに躍り出たホラー界の新星。 90年代にはホラーの女王の座に！ デビュー作『おるすばん』(87年フレンド増刊)を含む初期のコミックスを紹介。

ホラーシリーズ 同じようなタイトルの2作を続けて紹介 『ブラッディ・マリィ』全2巻　柿崎普美　84年　集英社 デビューは74年？ マーガレットでラブコメやスポーツ物を手がけたが、80年代にはホラーやSFファンタジーが主になる。 平凡な高校生真璃は実は異界の血の女王マリィ？