ファンシーなメルヘンを堪能できる一冊を紹介
『109ばんめのぼくの姫』めるへんめーかー 80年 白泉社
PNを見てわかるようにメルヘンに全フリした作家。
デビューは78年。
ハヤカワやコバルト文庫等でイラストレーターとしても活躍。
本棚の気になる一冊を紹介
『空の食欲魔人』川原泉 84年 白泉社
デビュー作『たじろぎの因数分解』(83年 花とゆめ増刊)を含む初期作品集。
まったりロジカルなセリフ回しが楽しい川原ワールド♡
タイトルからしてユニークでインパクトがある。
本棚の気になる一冊を紹介
『シンデレラ特急』松本洋子 84年 講談社
なかよしに連載されたロマンチックサスペンス。
陰謀渦巻く王宮に招かれたヒロインの、恋あり幽霊ありの冒険譚。
こんな楽しい話が埋もれてしまうのは惜しい…
思い出シリーズ?
夏休みにはいつもマンガを描いていた。
この頃からペンを使って書くようになったがまだ
完成させることは出来なかったようだ。
本棚の気になる…
『激濤』矢口高雄 90年 小学館
(全3巻だが我が家には2冊しかない…)
津波の恐ろしさを描いたシリーズ。
谷口氏の描く水は生きていると、しみじみ思う。
氏のデビューは69年(ガロ)
1939~20年(81歳没)
本棚の気になる一冊を紹介
『桃花流水』藤田あつ子 89年 秋田書店
チャイニーズサスペンス煌如星シリーズ(全12巻)
清朝のみやびと推理が同時に楽しめる。
デビューは86年…… もしかしてこのシリーズの第1作がデビュー作⁈
本棚の気になる…
『離婚時代』芥真木・作/ひびきゆうぞう・画 80年 小学館
女性セブンに8年間にわたって連載された、羽島とルイ子の別れさせ屋シリーズ。
昭和の終わり頃の社会や結婚事情がよくわかる全31巻?(我が家にあるのは10巻まで)
原作者の芥真木は70年COMで雑誌デビュー。
昭和のりぼんをもう一冊
『りぼん』S36年 6月号 ¥140 集英社
このトリコロールな背表紙、凄く懐かしい。
『マキの口笛』牧美也子
この頃の絵は本当に可愛くて華がある。
次の連載から少しづつ大人っぽい絵柄に。
『いやんポコ』いしもり章たろう
『お山のおくの物語』&次号予告 わたなべまさこ
気になるりぼんの付録を紹介
『どろんこ天国』山内竜臣/表紙イラスト:岸田はるみ
S34年 りぼん7月号付録 集英社
貧しい少女の作文がコンクール入賞し映画になる。
その後、病に倒れ全国から励ましの声が届くが(小学校)卒業寸前に天国へ。
実話に基づく感動ドキュメンタリーマンガ
4:解説マンガ?
何しょーもないことやってんだ!
1:『いじわる検証 ちゃうネコ日記番外編』
以下、山内竜臣氏の作品。
2:『ハチはまけない』S33年 たのしい四年生 講談社
3:『月ひめ星ひめ』S33年 小学四年生 小学館