切り抜きシリーズ
『エイリアン通り』成田美名子 ララ 1980年〜84年
明るく爽やかでとにかくカッコイイ!
細やかな(こだわりの?)設定と伸びやかな描線、丁寧な作画が極上の夢物語を盛り上げています。
明日に続きます。
水野英子特集その2
『すてきなコーラ』(63年 週マ連載)2000年
マンガ家、和田慎二の企画による自費出版。
ロマンチックコメディ(ラブコメ)の先駆けとなった作品。
元ネタはハリウッド映画『麗しのサブリナ』
この作品の魅力に取り憑かれた1人、和田氏の熱い思いを綴った巻末の後書きマンガを紹介。
なかよし時代の自作紹介。
これは怖いというよりは残酷な悲しい話。
『ブローニィ家の悲劇』なかよし 1975年6月号
なかよし本誌初登場で張り切って描いた2色の見開きは、しっかりボツを食らいました。
切り抜きシリーズ。
大矢ちきさんのカラーは絢爛豪華でまるで万華鏡のよう。
圧倒的な画力とパワーで、漫画家としての活動はわずか4年なのに(1972年〜75年、以後はおおやちきの名でイラストレーターとして活躍)
強烈な印象を残した。
いずれも75年のりぼん掲載。
明日は内田善美さんを予定しています。
本棚の気になる一冊を紹介
『空の食欲魔人』川原泉 84年 白泉社
デビュー作『たじろぎの因数分解』(83年 花とゆめ増刊)を含む初期作品集。
まったりロジカルなセリフ回しが楽しい川原ワールド♡
タイトルからしてユニークでインパクトがある。
変身できる人造人間で思いだすのは
『ジョーカー』道原かつみ/原作:麻城ゆう 87〜04年 新書館
死刑執行権を持つ特捜司法官ジョーカー(合成人間)
男バージョンも女バージョンも、とにかくかっこいい
絡むリィン刑事も可愛い
スタイリッシュSFアクションの傑作