第七位「すりかえ」。いわゆる「取り替え子」を巡るミステリー。正反対の両者の意見が対立し、「どちらかが大ウソつきって事ね」からの、急転直下のオチが見事。その前の、お約束の「手術代100円」も効いている。お父さんを長期出張に出して話に絡めず、あえて母子に視点を絞ったのも上手い。
チャンピオン・コミックス17巻「魔女裁判」。ズバッと決まっていたオチのセリフが、時代とともに修正されたんで「あれ?」と思ったら、文庫・全集などへの収録もなし。やはり奇形の話はダメみたい。「ブラック・ジャックを見下していたエリート医師が共闘する」という熱いパターンの話だけに惜しい。
#ウイングマン でドラマでも差し掛かった「ナァス編」は、アニメでも比較的、原作に忠実に描かれていた。ただ原作では「デルタエンドは、この話の為に生まれたのではないか?」と思うくらい効果的に使われていたのに、アニメでは、この時点ではまだデルタエンドが登場していないのが惜しかった。
ドラマ版に学園戦隊セイギマンのメンバーが桃子ちゃん以外、出ないのは残念だが、ドラマでは、福本くんとウイングガールズになる面々が、健太の周囲にガッチリ固まってるから、いらないっちゃいらないんだなー、と気づいた。
(80年代の原作連載時に、不要だったと言ってる訳ではない)
ドラマ「ウイングマン」、どうもナァス編で終わるっぽいんだけど、原作で「次の刺客」である、りろちゃんが、ちょこちょこ出てたのが好きなんだけど、りろちゃん編はドラマでやらないだろうな。時にナァス編の凄まじい夜の市街戦は、アニメではカットされたので、ドラマではやって欲しい!