「ブラック・ジャック」全集では外される作品「最後に残る者」。六つ子が生まれるが、最後の1人は胎児の姿のまま生まれてしまった。ドクター・キリコの登場話にハズレなし。珍しくキリコがBJに完全に、してやられるエピソード。未発達の胎児を「化け物」呼ばわりしている事が、問題視された様だ。
「ブラック・ジャック」全集に入らない話。
「魔女狩り」公害病で醜い容姿になった子供を手術で整形しようとするブラック・ジャックと、最初は彼を軽蔑していた信心深い医師とのドラマがみもの。かつてオチの「君の息子は悪魔から天使に生まれ変わる」というセリフが秀逸だったが、今は変えられている
#ブラック・ジャック 好きなオチ番外編。いい話に限り文庫・全集未収録編。チャンピオン・コミックス3巻「血がとまらない」。これは子供の時に読んで美しいラブストーリーなのと、先生でも治せないのにショックでしたね。「加山雄三の〜」でもドラマ化されたが現在は欠番。全集、文庫等でも外される。
#ブラック・ジャック トンデモ手術編「人間鳥」。歩けない少女を飛べる様にし、最後は鳥にして山に放つ話だが、恐らく初めて(?)母親絡みの黒男先生の不幸な過去が物語の中で語られた話。その意味では、死の香りに満ちた作品であり、先生は「母に似た少女」の緩慢な自殺を手伝ったのかも知れない。
「ブラック・ジャック 安い報酬シリーズ」
有名な話ですが、先生のツンデレっぷりと、車の中から見ているのがジワる。
「ブラック・ジャック」の描き替えというと、放射能漏れ事故が細菌兵器の事故に改変された『恐怖菌』だが、実はこの話はドクター・キリコの初登場話だが、単行本には他のキリコ登場話が先に収録された為か、BJとキリコが、面識がある様に書き直されている。