ガルパンの監督、水島努は数々のヒット作を送り出した真の作り手といえる
しかしその才能と写真映えは別問題であるらしく、メディアにその姿を出した時はフツーのオタク兄ちゃんにしか見えない
大洗にはガルパン関係者がたまに訪れるがその中でも一番見つけにくいだろうと思われる
記憶を失ったらなお
大洗のあんこう祭りは今や年一の大イベントとなっているが中でも2016年のは凄まじかった
なにしろ人口1万7千の町にその10倍近い人間がなだれ込んだのだ
もちろん交通網は大混乱、道路鉄道とも阿鼻叫喚であった
都心からのアクセスもさほど良くないこの町に、マジでどこからこんなに人が来たのだろう…
グッズ屋「ガルパンのグッズ作ろ!フィギュア、抱き枕、マグカップ、アクリルスタンド、クリアファイル、タペストリー、イヤホン、スマホカバー…」
大洗町「ガルパンのグッズ作ろ!缶バッチ、タオル、背中洗い網、サンマの缶詰、珪藻土板、オカラ胸像、カレー皿、軍手、山車…」
なぜなのか
「食事シーンがウマそうに描けるのはよい作家」というのはジャンルを問わず昔から言われている
池波正太郎しかり、スタジオジブリしかり、板垣恵介しかりだ
では、藤子先生はどうであるか
脳内検索をかけたら・・・こんなのばかりヒットしたどうなってるんだこれは
その昔
ガルパンがヒットした時、ファンは大洗町でゴミ袋をお土産にして帰った
公式も大洗町もまさかヒットするとは思っておらずグッズを用意していなかったからだ
そのしばらく後
グッズは出たが、公式が今度はキャラの人気を読み間違えた
ガルパングッズの歴史はファンとのズレの修正の歴史でもある
国産TCGの多くがキャラがカードを使いバトルする、つまりカード外に物語があるのに対し
MTGはカード内でストーリーが進むという違いがある
そのためMTGの物語を知るには全てのカードを把握し、時系列順に正しく理解しなければならないが
それは無茶なのでMTGはどうもお話が分かりにくい
推しの絵師が自分のよく知らない作品に流れて行ってしまったとしても、それを受け入れられる程度の寛容さは持ち合わせたいものだ