このあたりは、儚月抄でのレミリアと咲夜とのやり取りでも表現されている話でもあり……。
錦上京、ユイマンのヘビは(データ処理でPythonという話はそうとして)士郎正宗の『仙術超攻殻ORION』のヘビ・語連虫(ゴレム)ですね……。(この辺の話は虹龍洞でも参照されてるので、まあ同じ流れのはず)
智霊奇伝、妖怪の山が噴火してるわけですけど、一応、序盤で前フリはされてるんですよね。そして、その会話の中で、(地底に・心の中に)溜め込まれたものが吹き出して世を覆う(闇・夜をもたらす)というのは紅霧異変の話も同じ、という話がされているという。
攻殻機動隊をつい改めて読みふけってしまったんですけど、1巻最後の「ネット」って、コンピューターネットワークとかではなくて、縁とか、極大の宇宙から極小の微細構造に至るネットワーク構造とか、パラレルな多重宇宙像の世界線分岐構造とかのことなんですよね。
背徳漢『東方睡姦8-すやすや中の飯綱丸龍へのお礼参り-』徹夜明けで昏睡する龍さんが徹夜の原因となった無反省部下に大変なことをされてしまう話です。先日開催された 今夜勝ちたい!夜の東◯同人トークライブ vol.1「東○と催眠」 での共演結果がバキバキに反映されていてよかったです。
錦上京、6面の「弾幕の化石」って、明石散人の鳥玄坊シリーズの「兵馬俑から発掘された石板のピット」がモチーフと思われるので、あの石の一つ一つに可能性空間上の世界、作品の世界が一つづつ封じ込められているはずなんですよね。
不安になったので、補足するんですが、「暗い部屋の壁の染み」って、「自己の世界に映り込んでいる他者・事物」という趣旨のはずで、以前のフランの話と同種の作品構造の開示のはずなんですよね。
この辺は、分霊(に相当すること)は日本の神に限らず可能で、日本の神でないときは分霊と呼ばれていない(日本である必要も神である必要もない)、という話だと思いますね。それらの話は茨歌仙第四十四話の『寿命を超越するもう一つの手段』でモロに説明されているので……。
で、ショッカーがそういうことをする(ある事柄・考えを極端に進めて「その考えはこういうことなんだぞ」とメタに示す)のは、原作漫画要素なんですよね。
そういえば、東方を意識してMADARAを読む場合、原作者が同じ『北神伝綺』『木島日記』『八雲百怪』あたりも読むと面白いです。(同原作者の『三つ目の夢二』は神主の本棚に刺さっていたのがTV放映されていたはず)