智霊奇伝、妖怪の山が噴火してるわけですけど、一応、序盤で前フリはされてるんですよね。そして、その会話の中で、(地底に・心の中に)溜め込まれたものが吹き出して世を覆う(闇・夜をもたらす)というのは紅霧異変の話も同じ、という話がされているという。
錦上京、ユイマンのヘビは(データ処理でPythonという話はそうとして)士郎正宗の『仙術超攻殻ORION』のヘビ・語連虫(ゴレム)ですね……。(この辺の話は虹龍洞でも参照されてるので、まあ同じ流れのはず)
このあたりは、儚月抄でのレミリアと咲夜とのやり取りでも表現されている話でもあり……。
それでまあ、FSSがこうだったりするので、みんな同じ話をしているという感じがつよいですね……。
仙術超攻殻ORION、ちょっと読み返したんですけど、東方で妖怪星座の伊吹童子座がオリオン座であるのとか、天子との絡みとか、虹龍洞の典・龍・百々世の流れとかセラエノ由来の地下の書庫とか、春の話とか、針妙丸とか、月・ツクヨミの話とか、砕月とか、今にして思うといっぱい詰まってますね……。
萃香さんが幻想郷中の瓢箪から「揮発」した中身を萃めているという話とほぼ同じ構造でありつつ、何が違うか、という話なんですよね
で、ショッカーがそういうことをする(ある事柄・考えを極端に進めて「その考えはこういうことなんだぞ」とメタに示す)のは、原作漫画要素なんですよね。
智霊奇伝、おそらくは、話としては第三話後編のここで一旦終わっていて、あとはここに再び辿り着く話のはずなんですよね……。(これはフランの話であり、さとりの話であり、瑞霊の話であり、その外の存在の話でもあるはずなので)
あの世界でのゼクノヴァによるあれ、要するに「空想具現化装置 プラグマタイザー」なわけで、(ある意味当然とはいえ)みんな、サイバーコミックスと混淆世界ボルドーが好きすぎるという感じですね……。