マンガの短篇集として読みたいのは
「週刊ヤングコミック1971-1972」で、当時のアオリとか挿入される広告とかそのままで纏めて読んでみたい
一冊3編の短篇が月2回刊年間24冊としても2年で
140編以上のお宝が埋蔵されていることになる
様々なメディアへの商業的目配りや
腐れネットの風評への忖度だらけの閉塞感満載のマンガ情況に
小さくない風穴が開けられると考え、
希求するマンガファンは自分だけぢゃないんぢゃね?
切なる願いが
創立75年超えの少年画報社に届かないかなあ
ビッグコミックは実行しているらしいし
当時のヤングコミックは月刊漫画ガロを凌駕する特異なマンガ誌だったことは確かで
青年向けのマンガ誌としては出来過ぎた存在だったと思う
背にワニスを塗った本の経年劣化は
超ヤバいよ
セミの抜け殻潰したみたいな粉が読むたびに散るし、第一、背に何が書かれているか書名すら読めない
此れ、発光生物の孤高の學者神田左京の珍しい恋愛論なんだよねえ
「角笛 TSUNOBUE」(昭和21年12月 創刊號 日本獸醫師會内角笛社刊 B5判24頁)
獣医師会内に刊行事務局が置かれた雑誌で
獣医、畜産界の話題の他に
漫画、随筆、小説、俳句なども構成した読み物を企図していたらしい
時代は遡り
自分の体験だと手塚治虫の「ひょうたん駒子」(1957年 平凡連載)を纏めたあかしや書房のくるみ表紙の単行本がスリル博士やサボテン君、ケン一探偵長等少年マンガと併せてシリーズで出て
子ども心にちょっとヤラシいエロさを感じた最初のマンガだった
「増刊ヤングコミック」(昭和53年(1978年)9月20日号 少年画報社刊 B5判中綴じ254頁)
京都北白川の友達の学生アパートで当時初めて読んだ大友克洋作品が此れ
描かれる当時の大学生のリアルが半端無くて、スゲえマンガ描くのが現れたなあと2人で喋ってた覚えがある
もう40年以上前なんだ、、、
「増刊ヤングコミック」(昭和50年(1975年)8月26日号 少年画報社刊 B5判中綴じ256頁)
「劇画・山上たつひこ」(山上たつひこ)
増刊ヤングコミック誌に登場した石井隆作品を受けて描かれたギャグマンガ
同誌には石井隆の「淫画の戯れ」が掲載