ここら辺いきなり湧いて出てきた本部とガイアの師弟関係に通ずるものがある。「毎日道場に来る度ワクワクしてしまう本部」「『(ルールは)やりながら決めるか』で始まる剣呑な組手」がすげー好き。
実際ンとこ未見の人に「『ダイの大冒険』ってどこが面白いの?」と聞かれたら「ここで鬼詰めされてるハドラーとかいうおっさんが死ぬほどカッコいい最高最大のライバルキャラに化けます」が一番いいかもしれない。
『美味しんぼ』金上初登場編を20年ぶりぐらいに読んだら「この件、チーズで解決できるかもしれん!」ととち狂った事言い出したと思ったら解決方法が凄い力業な上に「チーズ関係ねぇ!」と言わざるを得ないヤツで面白かった。
数年前に買ったジャンプ1995年52号。『すごいよ!!マサルさん』新連載&ジョジョ5部スタート。雑誌では円でなくリラ表記なのがポイント。
『世紀末撮影伝』の朽木チャン、「初登場時から自分の名前でなく『ジャギ』を名乗る」「二見チャンにぶん殴られた直後気弱な表情を浮かべている」と、「無頼を気取っているが素は全くの別人なのでは?」という描写でちゃんと伏線を張ってて漫画が上手い。
『らーめん再遊記』5巻、ゲストキャラの過去話という退屈になりそうなパートでも「聞き手の態度が最悪」というアクセントを置いて独特の妙味を醸し出しており、これは漫画表現の新境地を開拓したと言っても過言ではない。
最近では高橋一生とか櫻井孝宏が吹き替えているらしいけど、自分の中では未だにウルトラマン=この異星人ボイスなので「お前誰だ!岸辺露伴だろどうせ!」ってなる。今度懺悔室行くときは覚悟しろよ(←?)。
最近知って驚いたこと:スペシウム光線は光の国の戦士にとって初歩中の初歩技だが、初代ウルトラマンは徹底的に磨き抜くことで独自の超必殺技レベルまで進化させた。中段正拳突きを音速拳にまで仕上げた愚地克己みたいなヤツだ。