そして我らがバットマンだが、捜査に躍起になるだけでなく放火された老人ホームに取り残されたお婆さんを命懸けで救出するシーンがやけに好き。「バットマンはヒーローではなく、ヴィランと闘うことで自身の心の傷を癒したいだけの狂人」論者は6万回読み直せ(命令)。
#好きなアメコミを語る
知らせを聞いたKAZUYAが駆けつけるも最早手遅れ。少女は「生まれ変わったのに、どうして…」「先生、もう一度私を助けて…」とうわ言を繰り返しながら事切れる。KAZUYAは少女の心の傷を見逃したことを悔やみ、独り無念さを噛み締めるのであった…。
手術によってホルモン異常が改善され、肥満もなくなり見違えるようになった少女は文字通り生まれ変わったように人生を謳歌するが、ある日自分を振った男にナンパされ、仕返しに振り返してやることに。しかし男は怒りに任せてあろうことか少女を刺すのであった。
患者は一年前にKAZUYAが関わった少女であった。極度の肥満が原因で思いを寄せていた男からも手酷く振られ、自殺しようとしたところを止め「私が君を生まれかわらせてあげよう」と彼女を治療するのであった。
「煉獄さんも近くにスーパードクターKがいれば助かったかもしれない…」とたまに聞くが、急患の知らせにスーパードクターKが駆けつけるも既に手遅れで…というエピソードもあったりする。
『WAR OF REALMS』タイイン。実は本編未読なのでデアデビルがあんな風になってたなんてこれで初めて知りました。マーヴル三大人気キャラが集い、ちょくちょくギャグも入る楽しい一作。スパイダーマンは可愛がられとるなぁ。
#好きなアメコミを語る
高品の同僚ナース・斉藤さんが給与はじめ自身の待遇(まあこの人の勤務態度も問題あるんだが)に不満を感じていたところ、好条件のナース募集求人を見つけて「よっしゃ、辞表叩きつけたろ!」となるがそこに急患が現れて…という話。
言うてBJとは展開が大きく異なり、無免許ということは中盤で皆にバレるし、それでも村民からの敬意は損なわれず、ついでに無免許と暴いた若手医師の精神的成長も描かれたりする(「ここまで来てやった」という上から目線はあっても、無医村に来るだけ元々結構立派だよな)。
「『スーパードクターK』は『北斗の拳』と『ブラック・ジャック』を足したような漫画だ」と言われて久しいが、実際「寒村で村民に慕われる老医師が実は無免許医で、事件後改めて医大入学を志す」というまんまBJオマージュの話があったりする。
宿直をサボって飲んだくれた高品が急患にも対応できなくなる所を、駆けつけた先輩に尻を拭ってもらう始末。その後先輩は自身の若い頃のある一日を訥々と語り始める…という渋いエピソード。
それは少年の天才性を恐れた巨匠による巧妙な罠であった。千切れた指は巨匠の元に送られハンマーで叩き潰されてしまい(えぇ…グロ…)、やむなくKも接合を諦めざるを得なくなる…というエピソード。
「『スーパードクターK』時代はほぼほぼ筋肉で解決していた」とよく聞くが、クラシックの巨匠に見初められた天才少年が事故で指を切断してしまい、KAZUYAが接合手術を担当するも…という筋肉の入る余地がないエピソードもあったりする。