『ゴルゴ13』に出てくる覚者。街中でスピリチュアルな教室を開いている割に本物の覚者らしく、しかし「誰でも来てくださいね♪」みたいなキャッチも「あれは宣伝だよ!」と割り切っていたりとやけに生臭い。
#出番少ないけど印象に残っているキャラ
中東の国レビークの皇女サラメールの血栓症を手術しようとするも「女性は配偶者以外の男性に皮膚を晒すべからず」という国教の戒律のため、通常の手術が行えない状況で如何に治療を施すか…というエピソード。
「『スーパードクターK』は『北斗の拳』と『ブラック・ジャック』を足したような漫画だ」とよく言われるが、実際太古の預言書に載せられていた救世主扱いされる話もある。朝倉がコメディリリーフを務める珍しいエピソードでもある。
そして我らがバットマンだが、捜査に躍起になるだけでなく放火された老人ホームに取り残されたお婆さんを命懸けで救出するシーンがやけに好き。「バットマンはヒーローではなく、ヴィランと闘うことで自身の心の傷を癒したいだけの狂人」論者は6万回読み直せ(命令)。
#好きなアメコミを語る
知らせを聞いたKAZUYAが駆けつけるも最早手遅れ。少女は「生まれ変わったのに、どうして…」「先生、もう一度私を助けて…」とうわ言を繰り返しながら事切れる。KAZUYAは少女の心の傷を見逃したことを悔やみ、独り無念さを噛み締めるのであった…。
手術によってホルモン異常が改善され、肥満もなくなり見違えるようになった少女は文字通り生まれ変わったように人生を謳歌するが、ある日自分を振った男にナンパされ、仕返しに振り返してやることに。しかし男は怒りに任せてあろうことか少女を刺すのであった。
患者は一年前にKAZUYAが関わった少女であった。極度の肥満が原因で思いを寄せていた男からも手酷く振られ、自殺しようとしたところを止め「私が君を生まれかわらせてあげよう」と彼女を治療するのであった。
「煉獄さんも近くにスーパードクターKがいれば助かったかもしれない…」とたまに聞くが、急患の知らせにスーパードクターKが駆けつけるも既に手遅れで…というエピソードもあったりする。
『WAR OF REALMS』タイイン。実は本編未読なのでデアデビルがあんな風になってたなんてこれで初めて知りました。マーヴル三大人気キャラが集い、ちょくちょくギャグも入る楽しい一作。スパイダーマンは可愛がられとるなぁ。
#好きなアメコミを語る
高品の同僚ナース・斉藤さんが給与はじめ自身の待遇(まあこの人の勤務態度も問題あるんだが)に不満を感じていたところ、好条件のナース募集求人を見つけて「よっしゃ、辞表叩きつけたろ!」となるがそこに急患が現れて…という話。
言うてBJとは展開が大きく異なり、無免許ということは中盤で皆にバレるし、それでも村民からの敬意は損なわれず、ついでに無免許と暴いた若手医師の精神的成長も描かれたりする(「ここまで来てやった」という上から目線はあっても、無医村に来るだけ元々結構立派だよな)。
「『スーパードクターK』は『北斗の拳』と『ブラック・ジャック』を足したような漫画だ」と言われて久しいが、実際「寒村で村民に慕われる老医師が実は無免許医で、事件後改めて医大入学を志す」というまんまBJオマージュの話があったりする。