「貴方はン十年間眠ってました」と言われても実感ないので「変な夢だなぁアハハ」ってなノリだったキャップが突如残酷な現実を目にしてしまい「これ夢じゃないんだ…」となり、それまで夢の中のバッキーだと思ってた青年(リック)が別人と認識せざるを得なくなる演出がいい。
#好きなアメコミを語る
大分忙しくなってきたけど、脳内テンションは久々のファイトで流れる自らの血に滾るラーメンマンの気分なので我ながら頼りになる男だと思う。
『アントマン:セカンド・チャンスマン』 (訳:御代しおり・石川裕人) @vb_amecomi
トホホなおっさんの人生再出発を描いた作品らしく、トボけた台詞回しに生活感が滲み出ておりいい味を出している。多分ヒーローコミックから出ちゃいけない味ではある。
『バットマン:リル・ゴッサム』(訳:中沢俊介) @ShoProComics
原文からして言葉遊びがわんさか含まれる翻訳家泣かせの作品だが、対抗して(?)日本独自のダジャレを用いた言い回しに翻訳。結果原文より面白くなったと私の中で評判に。
『スーパードクターK』『K2』共に「事故に巻き込まれ致命傷を負った親が自分の事よりも他の怪我人の治療を促す」「親の死後、子が墓前でマントを羽織り旅立ちを告げる」というシチュエーションを描いている真船先生の漫画力におののけ。
『ダンジョン飯』読み返したら初期は意識高い系冒険者に過ぎなかったカブルーがやけに気に入ってしまった。「魔物嫌い」「人間観察に優れる」「腹黒い」と、ライオスとは真逆のキャラクター性だけどあの世界ではライオスよりよっぽどマトモな常識人なんだと思う。
こういう伝法な口調と理知的な物言いが交差する会話が好き。まあ難しい台詞が続くと「普通に喋れや!」ってキレるけど…(理不尽)。