満賀たちにとって手塚治虫は「神」なので、作中ではほとんど超人的な存在として描かれているんだけど、唯一このシーンにはただの人間としての漫画家らしさが少し出ている
F先生っぽいモブのズボンがぶかぶかしてるのがいい 若い頃のF先生の写真、「腰どうなってんの?」とかビビるほどやせてて服がぶかぶかしてる
勘のいい才野が揺れる満賀の気持ちに気づいてないわけがないと思うんだよな このコマの才野の光のない目を見ると才野の気持ちを勝手に想像して毎回泣きそうになってしまう…
「少女クラブ」の編集長だった丸山昭がA先生と初めて会った時のことを語っている 「まんが道」では「バラと指輪」の漫画を依頼しにトキワ荘に来たことになってるけど(「まんが道」では「丸池」)、実際は並木ハウスの手塚治虫の部屋にA先生が手伝いに行っていた時らしい