ジョージ秋山作品はいろいろな角度で語られたりしてると思うんですが、自分的には氏の作品でしか見ない大胆な演出や構図、漫画表現が結構あって、そういうのが魅力だったりします。本人談だと煙にまく感じですが、漫画表現の可能性に対してかなり真摯だったんじゃあないかなぁと考えたりします。
漫画「水木しげるの小学館入門シリーズの思い出」
ゲゲゲ忌から数日経ちましたが昔描いた漫画です。boy meets MIZUKI。(初出「僕たちの好きな水木しげるの小学館入門シリーズ」2015年)
藤子F作品は単行本化の際、描き足し&描き替えされてるのが結構あって、昔の雑誌を見つけるたび比べたりしてるんですが、細かいシーンなんかも丁寧に演出し直されたりしていて感動してしまいます。
主な異色短編作品だけでも雑誌掲載版を出版してくれないかな。
小学館入門百科シリーズ「考古学入門 大昔をさぐる」。表紙、赤目プロ・白土三平。口絵カラー劇画16P、楳図かずおという信じられない布陣。全然知らなかったので、今日、近所の古本屋でパラパラめくって超ビックリしました。
F先生「おれ、夕子」の掲載誌を購入。
単行本版と比べると細かい所作も含めいろいろ描き足しされていて、その真摯な仕事ぶりにいつもながらグッと来てしまいます。夕子の父の盲執は「結婚前夜」で描かれたしずかの父の裏面だなぁと改めて。
昨日買った古い少年サンデー、三平とタヌキの別れの回が載ってる号で嬉しかったです。
しかし最後のページに付いた文を読んでビックリ。「あの世」だとは思ってましたが「地獄」限定だったとは。読み直すと確かに死神も云っていて、今まで全然気づいてませんでした。
三平、可哀想過ぎないだろうか。