【坂口尚『石の花』 GUIDE BOOK】】の内容は、 KADOKAWA版『石の花』では巻末にモノクロでしか掲載されなかったイラストをカラーで収録する他、秘蔵の「石の花 創作ノート」の抜粋、1983年のユーゴ取材旅行時の写真など貴重な資料満載です!定価は税込1650円のところ、期間限定の1200円での販売。
コアなファンからも傑作と評される『おるごおおる』。初出は「まんが専門誌 ぱふ」1980年11月号。その後単行本にも収録されていますが、今回はじめてB5サイズでのお披露目となります。「ぶううめらぁん 風盼乱」も、全話が作品本来の形で再現されるのは、初出以来この本が初となります!
坂口尚のコアなファンの中でも『VERSION』はちゃんと読んでなかった、途中までにしか読んでなかった…という方もいらっしゃるかと思います。ラストへのシークエンスでは坂口尚の真骨頂とも言えるリリカルな表現も描かれていますので、ぜひ読み進めてみてください♪
画面の表示倍率を400%まで上げることできるので、読者側としてはすごくうれしいのですけど。スキャン精度の粗探しがされてしまいそうで冷や汗かきます😅
坂口さんの絵はどこまで拡大しようとアラはなく、絵画的な完成度なのですけれど。
トム・ソーヤというキャラクターが、大人が考える子供向けな「いい子」でないところに、坂口尚は執筆時に面白みを感じてたのかもしれませんね。トム・ソーヤの動きや表情が生き生き描かれていて魅力的。ベッキーもかわいい♪
2019年に開催された原画展「イラストファンタジィ〜物語る絵〜」の展覧会リーフレットには、上記の批評文から「坂口尚とは絵である—」の文面を引用させていただき、その際にご連絡したところ快いお言葉をいただきました。その後も当アカウントでの発信を度々応援していただき感謝しています。