呆然。つきのゆき様の「そしてクヴァレは息をした。」拝読。確かに一連の潜水艦娘達の恋の物語の、終章という気がします。 愛されると消える元深海棲艦という概念、瓶詰めの海、大きな水槽。深く儚い世界観の中、彼女たちが「在るのではなく生きる』事を望み、恋をして息をする。なんとも美しい…

その対極（？）というか好対照というか、こちらは、ひづき夜宵さんの「ゴトランド＋六駆の北欧ツア〜ズ」フィンランド編！ ゴトと六駆の面々が、フィンランドのミリオタ的要所を結構しっかり紹介してくれます！ いずれ行くであろうヘルシンキを中心に読み応えあり！そしてみんな可愛い！

というわけで空のまにまに、Pennelさんの「あなたの素描」について。 俺叢雲シリーズの外伝というか、一挿話として、叢雲が油絵に挑戦する、というお話。 何気ない掛け合いや小さな所作の端々に、各々の情感や世界観が込められていて、自然に横に並ぶ二人の距離感がもぉ側で見ていて幸せになります。

やったぜ！こだちさんの秋雲29歳（嫁）をお迎えしたのだわ！？ 何というか、最高に理想の嫁だにゃー…という話でもあるのですが、退役した艦娘がこんな穏やかでワクワクする人生を送ることが出来るんだ…！という世界観の提示という面でも、本当に読んでいて幸せになる作品でしたの！

毎回、ほんの数コマで激しく心を揺り動かされる、待望のぽよさんのうすいぶっく！「すがおのきみと」。 ぽよさんの、解像度の高い空気感が、紙媒体で読める幸せさよ。揺れ動く彼女たちの心の機微も、生々しく艶かしいシーンも、何もかも濃密で上質な物語でしたわ…

さて、エロい本とコレを枕の下に入れる準備はできたかね。

んで、まさに「怖いもの見たさ」でゲットした田川げんごさんの「艦娘巡検　北朝鮮」。 噂に違わぬヤバさと面白さ！勿論作中触れられてるように、対外向けの北朝鮮の姿ではあるにせよ、そこに確かに生活している人々や、価値観について少し考えさせられる作品でもありました(；・∀・) まさに怪作。

楊貴妃といえば、昔から姉の本棚にあったこの少女漫画が原風景にござるな。

シフトライトアリスメティック様の、美麗明淀本、「金曜昼の航路をゆく」拝読ですの！ イチャイチャ、というより悪ノリ的スキンシップの明淀ですが、こう、二人の関係に胸がときめきますわよ…！ 相変わらず眼福でした！

それはそれとして、本日コミケ五日目（新しい…）のメロン・とらに行って参りまして。 画聖バシウスさんのヤミ鎮7ですが、相変わらずの美麗絵とえげつないギャグ展開、仲良いのか悪いのか判断が難しい金榛！堪能しましたわ…！あ、一般向けです。

思えば2019年は、生まれて初めて自分のオフセット同人誌に挑戦した記念すべき年でありましたな… 技量の未熟は赤面するばかりだけど、思い通りに絵を描く楽しさを知った一年でした。 #2019年自分が選ぶ今年の4枚