4本めは「ADHD誘発剤」のまき。多動症(ADHD)の気があるからと親に病院へ通報されたのび太は、誘発剤を親に飲ませて家を壊滅(物理)させ、ジャイスネも同様に通報されたからと彼らの親にも飲ませ、街中がADHDに。のび太は遠慮なく親たちを病院へ通報する。これまずくないんですか……?
5本めは「シンデレラ」のまき。女装すな。横暴なシンデレラ(ジャイアン)が魔法使い(ドラえもん)を脅してきせかえカメラでドレスに着替え、カボチャ型ヘリを奪って城へ特攻。最後、わざと下駄を落とすが、王子(出木杉)が知らんぷりするので下駄を投げつけて撲殺。指名手配されるシンデレラだった
巻末掲載、台湾青文オリジナル大長編ドラえもん『(のび太の精霊世界Ⅱ)のび太と光の旅』連載第5回。もはやなんのマンガなのか! 聖王軍vs魔王軍の最終決戦。スネ夫が呪文で奮戦するも捉えられ絶望する一行だが、のび太は勇気を振り絞り、勇者にしか使えないという死の最終呪文を唱えてしまう──
「ひみつ兵器」表記も驚きでしたが、原作でも「未来道具」(四次元くずかご)や「秘密道具」(SLえんとつ)表記が使われています……と言おうとして調べたところ、大全集では「秘密道具」が「ひみつ道具」へとセリフ改ざんされておりました……
大全集では漢字・かな表記の統一が図られているので、その一環として「秘密」➡「ひみつ」統一があるのかと思いきや、「秘密」は「秘密」のままなんですよね。「秘密道具」➡「ひみつ道具」の言葉狩りがなされていたようです。そういえば「たけとんぼヘリコプター」➡「タケコプター」の前科が……
藤子プロが『#征地球論』を推していますが、征地球論の宇宙人とのび太たちが戦う大長編ドラえもん『微星大作戰(のび太のミクロ星大作戦)』が今熱い!!
ミクロの世界で戦うという #のび太の宇宙小戦争2021 に近い設定、流行性のウィルス、そして #日台友好 ブーム。今これを読まないでいつ読む!?
実は当時、F先生の言いつけを守って(?)ドラの短編が描かれたことがありました。F先生の亡くなった2年後に短期連載された『ぼく! ミニドラえもん』です。面白かった割になぜか未だ単行本化も連載再開もなく……むぎわら先生には荷が重かったんですかね……
https://t.co/7Fw78GQgu0
F先生が「他人に先に描かれてくやしい」みたいなことを言ってた作品とは、1992年に台湾で発売された大長編ドラえもん『のび太の模擬地球(シムアース)』のことでは? 1994年に『創世日記』、1996年に『ねじ巻き都市冒険記』と2回も類似ネタを描いていることから、相当根に持ってた可能性が。
そしてついに発掘『西游记㊤㊦』! 『㊤大戰紅孩兒(紅孩児との戦い)』、『㊦女兒國之遊(女人国の宴)』という題からわかるように『パラレル西遊記』とは無関係で、台湾の『小叮噹西遊記』を再録した本です。中身は手塚治虫先生の『ぼくの孫悟空』にドラを出した漫画なので、無駄にクオリティが高い
ファン蘭の使用例が原作のどこにもないので諦めかけてたんですが、『ぼく! ミニドラえもん』第1話に使われてるのをやっと発見