「友情とは、相手の人間に対する九分の侮蔑と、その侮蔑をもってしてすら、なおかつ磨消し切れぬ残る一分に対するどうにもならぬ畏敬と、この両者の配合の上に成立する時においてこそ、最も永続性の可能があるのではあるまいか。」(安野光雅編『悪人礼賛 中野好夫エッセイ集』ちくま文庫、P13) 
   「肉じゃがは伝統的なおふくろの味と言われているから、当然戦前からあったのだろうと思っている人が多いと思いますが、戦後五年がたった一九五〇年(昭和二十五年)の「主婦と生活」以前の文献に見ることはできませんでした。」(魚柄仁之助『国民食の履歴書』青弓社、P152) 
   「友情とは、相手の人間に対する九分の侮蔑と、その侮蔑をもってしてすら、なおかつ磨消し切れぬ残る一分に対するどうにもならぬ畏敬と、この両者の配合の上に成立する時においてこそ、最も永続性の可能があるのではあるまいか。」(安野光雅編『悪人礼賛 中野好夫エッセイ集』ちくま文庫、P13) 
   「肉じゃがは伝統的なおふくろの味と言われているから、当然戦前からあったのだろうと思っている人が多いと思いますが、戦後五年がたった一九五〇年(昭和二十五年)の「主婦と生活」以前の文献に見ることはできませんでした。」(魚柄仁之助『国民食の履歴書』青弓社、P152) 
   7月11日は、漫画家・三浦建太郎の誕生日。
「人は同じ過ちを繰り返す様に見えるけれど 因果は決して円環ではない 螺旋なのです」(『ベルセルク』26巻、白泉社より) 
   「終始、無難な生き方しか選ばず、自分が絶対安全圏にいることを確認した上で、外に向かって手垢のついた正論を吐き、価値観の合わない人のことを何の根拠も思想もなく毛嫌いしたり、否定したりする人間が、私は嫌いである。」(小池真理子『感傷的な午後の珈琲』河出文庫、P22) 
   「砂糖は奈良時代にわが国にもたらされたともいいます。その将来者として鑑真和上の名前が挙げられることが多いのですが、これは唐から日本へもたらそうとした品物の目録に「石蜜・蔗糖等五百余斤、蜂蜜十斛及甘蔗八十束」とあることによります」(青木直己『図説 和菓子の歴史』P35)
#砂糖の日 
   「国家と軍隊は男性が進んで軍務に就くようにさまざまな策略をめぐらすが、「母国の女性や子どもを守るために」、という呼びかけほど彼らを奮い立たせるものはない」「「守るべき」とされた女性には、従順で無垢な、日本であれば「大和撫子」のイメージが貼り付けられる」(『占領下の女性たち』P288)