「早く効率よくやることだけが上手な時間の使いかたじゃないと思うよ
時間をわすれて遊んだり
好きなことにむちゅうになるのだってりっぱな時間の使いかただよ」
(沼田晶弘監修『ちびまる子ちゃんの時間の使いかた』集英社、P154)
「生きていくって新しい明日だけじゃないんだなーって思うようになったの
思い出をくりかえし、くりかえしなぞることも
その人には大切なことだったりするから
歳をとるのはみんなはじめてでさ、
お年寄りだから平気ってわけじゃないんだよね」
(益田ミリ『わたしを支えるもの』P173)
「「愛する」ということは、むしろ、価値のないと思われているところに価値を見出すことではないか。愛は、無価値とみえるところにかけがえのなさを発見し、そこに新たに価値を創造してゆく「働き」ではないか。そう思うようになりました」(月本昭男『[増補]古典としての旧訳新書』筑摩書房、P106)
7月11日は、漫画家・三浦建太郎の誕生日。
「人は同じ過ちを繰り返す様に見えるけれど 因果は決して円環ではない 螺旋なのです」(『ベルセルク』26巻、白泉社より)
9月24日は、漫画家さいとう・たかをの命日。
「……時代を逆行させる事は、誰にも出来ない……思い出は懐かしむだけにしておく事だ……」(『ゴルゴ13』第143巻、小学館、P125)
「目覚めること。毎朝、目覚めること、それが人生のひたむきさだ。ひたむきに人生を生きることーーそれは喜びだ。お前が起きるーーそれは喜びだ。そんな風にひたむきに生きるためにお前が目覚めると、人生が目を醒ます。」(枇谷玲子訳『歩くこと、または飼いならされずに詩的な人生を生きる術』P15)
「圧の強い教師の心の根底には「子どもからナメられることは教師にとって恥ずかしいことである」という基本認識が根付いてしまっているようだ。別の角度から見れば、「子どもたちからナメられることへの不安が相当に強い状態である」ともいえる。」(川上康則・文、『世界』No.998、岩波書店、P145)