「……時代を逆行させる事は、誰にも出来ない……思い出は懐かしむだけにしておく事だ……」(デューク東郷:述、さいとう・たかを『ゴルゴ13』第143巻、小学館、P125)
「「つらい」は人と比べなくていい」
「自分がつらいなら「つらい」でいい」
「親のことがイヤならイヤでいい」
(参照:田房永子『なぜ親はうるさいのか』筑摩書房、P43)
「肉じゃがは伝統的なおふくろの味と言われているから、当然戦前からあったのだろうと思っている人が多いと思いますが、戦後五年がたった一九五〇年(昭和二十五年)の「主婦と生活」以前の文献に見ることはできませんでした。」(魚柄仁之助『国民食の履歴書』青弓社、P152)
「苦しみの総量の増大が、さまざまな対象への攻撃や呪詛を生んでいる。比較的苦しみがすくなくてすんでいる者たちは、自分の生活を守るために、そうした現実からできるだけ身を引きはなして、遠巻きにやりすごしている。」(本田由紀『軋む社会 教育・仕事・若者の現在』河出文庫、P274)
「友情とは、相手の人間に対する九分の侮蔑と、その侮蔑をもってしてすら、なおかつ磨消し切れぬ残る一分に対するどうにもならぬ畏敬と、この両者の配合の上に成立する時においてこそ、最も永続性の可能があるのではあるまいか。」(安野光雅編『悪人礼賛 中野好夫エッセイ集』ちくま文庫、P13)
「これでまたひとつ自分が成長できた…と
そう思えるのがとてもうれしいんじゃ
そういう気持ちをなくさないかぎり
人は勉強を続けるんじゃよ」
(さくら友蔵:述、『ちびまる子ちゃんのラクラク勉強法』集英社、P149)
#敬老の日