来年の大河ドラマ「光る君へ」がその配役含めすでに話題になっております。
事前にこの時代について知っていただくには、角田文衞『平安人物志』上・下(法蔵館文庫)を強くお勧めします(紫式部に関する章もあり)。
無数の人物の歴史が掘り起こされており、圧巻です。
「近代仏教」が皆さんにかなり認知されるようになってきて、嬉しく思っております。
「近代仏教」が面白い!となった方、次はぜひ「近世仏教」にも目を向けていただけると幸いです。
近世独自の思想も当然ありますが、一方で「近代仏教」の萌芽的な側面も見ることもできます。
ここ数日、「新宗教」というものが話題に上ることが増え、改めて考えていくときが来ているように感じます。
以下の書籍がそれらの問題について触れております。
特に『ポストモダンの新宗教』は「新新宗教」というものをクローズアップしており、参考にしていただけるのではないかと存じます。
法蔵館文庫を創刊して4年、様々な方からご声援を受けつつ進めて参りましたが、おかげさまで以下の3点が初の重版書目として検討を開始しました!
▼斎藤英喜『いざなぎ流 祭文と儀礼』
▼高崎直道『仏性とは何か』
▼黒田俊雄『王法と仏法:中世史の構図』
皆さまに心より感謝申し上げますm(_ _)m
\法蔵館文庫5月!/
次回配本の法蔵館文庫、書目が決定いたしました!
5月は、
▼櫻井義秀『信仰か、マインド・コントロールか:カルト論の構図』
https://t.co/zhfzSHbhbT
▼植木雅俊『日蓮の女性観』
https://t.co/28QRVNjwak
の2点です。ご期待ください!
朝ドラ「#ばけばけ」、来週はついにヘブンさんとトキの邂逅。
その前に、今日の放送で「怪談や霊のような目に見えないものは古い(大意)」と語る青年たちの姿に「やはりちゃんとこういう部分も描くのか」と思いました。
この周辺を論じた書籍もありますので、ご関心ある方はぜひ書店や図書館で!
【新刊出来】
山口瑞穂『近現代日本とエホバの証人:その歴史的展開』
エホバの証人は日本においていかに展開したのか。未だ学術的な検討がなされていないその課題に挑み、通史的に論じる。
書店配本は来月を予定しております。
法藏館では、先行販売中!
▼商品URL↓
https://t.co/nm3nWQVQnb
\祝・受賞!/
『近代日本の仏教と福祉:公共性と社会倫理の視点から』の著者・井川裕覚先生が、同書によって、SOMP福祉財団奨励賞を受賞されました!
井川先生、誠におめでとうございます!
法藏館書店に注文していた吉永進一・岡本佳子・莊千慧編著『神智学とアジア:西からきた〈東洋〉』(青弓社)が入荷されたので早速購入してきました。
吉永先生の御単著『神智学と仏教』では紹介しきれていない部分もカバーされておりますので、ぜひ併せてご一読いただくことをオススメいたします。
『仏教タイムス』「今年の三冊」に、以下の本を選んでいただきました!
▼吉永進一『神智学と仏教』(末木文美士先生)
▼大久保良峻『伝教大師 最澄』(松尾剛次先生、大竹晋先生)
▼六度集経研究会訳『全訳 六度集経』(岡野潔先生)
▼岡島秀隆『対話哲学としての道元思想』(石井清純先生)
エホバの証人について、ここ数日報道がなされております。同教団の日本における展開の過程につきましては、山口瑞穂『近現代日本とエホバの証人』において詳細に論じられております。
ご関心を持たれた方はこの機会にお手にとっていただけますと幸いです。
▼商品URL↓
https://t.co/nm3nWQVQnb