前提として超3は「あの世でしか使っちゃ駄目」なものという言及があります
短時間、緊急事態においてのみやむを得ず使用した
もうひとつ すぐにいなくなる自分が解決するより現世の人間に可能性があるならそちらにかけるべきだという考えも語られ
どうやらそれが正しかったことも後に示されます
・超サイヤ人“3”
あの世ついでに超サイヤ人3問題について
原作最終盤に満を持して登場して以降
あまり描かれることもなく
アニメ続編などでは若干スルーされてる向きもありますけど
やっぱり主人公像として派手さと後付け感、
逆に言えばこれを割りこませてくる鳥山先生の豪胆さがうかがいしれます
しまいにはこれから殺害しようという相手にこの発言です
実感に基づいた素直な変遷ではありますけど
悟空は人よりだいぶ優遇されたあの世ライフを送ってたわけで
そのへんの理解とか配慮には幾分甘いところがあるのかもしれません
というわけであの世の住人となった悟空は7年ほどもの間、食べて運動して歳もとらず嫁にもしばられず
もう第二の故郷というかすっかりホームモードで達観なされて、よくいわれるように息子が産まれたのは知らなかったくせに武道会の話題には即食いついてくるありさまです
あろうことか悟空に同調したセルは一枚上手に仲間を痛めつける方法をとります
それも一定の効果はみられたようですが
より理解していたのは戦う宿命をもって生み出された魔族と人造人間でした
ピッコロさんの言を借りればこの時 悟空は何を思っていたか
想像ですけど悟飯には潜在的な大きな力がある
怒ればきっと覚醒する、
覚醒すれば自分はもちろんセルにも勝てる!
ワクワクすっぞ!みたいな
おそらく別に強くなくてもいい、敵でも痛くしたくない的な思考基準を理解できてません
悟空の価値観はもう一回大きく変化するんですけど
その前に発端にもなった誤ちについて
悟空はいちどピッコロさんに息子の教育方針についてきつく叱られてます
三十路手前で自分の半分も生きてない魔王の子に
この頃は神様とひとつになって間もない頃でしたけどこの件にはあまり関係ない気がします