『嘘喰い』の梶くんや夜行さんと貘さんみたいな関係をうまく銀行にスライドさせてるけど銀行員設定でここからどうしていくんだろ?とは思ってたら「銀行員はキャリアが命だから……キャリアを通貨代わりに賭けて戦え!」って言い出して爆笑した。天才の発想。
1巻と変わらず「レトロゲームの知識だけはあるが遊んだことはない女子高生」を主人公に据え続けて、レトロゲの話とプレイを繰り返す不思議な建て付けを続けててただただ変……! VCとかアケアカの言及もない(存在しない世界くらいの扱いになってる)し、通底する世界観が奇妙な漫画だ。
おじさんが自分を美少女化して描いたエッセイ漫画のスピンオフでエロRPGの世界に異世界転生してdlsite様にエロいことになる(第一話で宿屋娘を抱いた)ので脳破壊されるの、俺こわいよ。作者名も掲載ページでは「ハンバーガー」なのに、目次では「ハンバーガーちゃん」になってて境界が揺らいでるし…
「担当編集者がついたけど衝突してしまう」的なエピソードを描くのに、昨今のラノベやそれを好む編集者の描写がこれなのが大変な厳しさを感じる。まあ、準ポルノラノベの描写の正確性やキモさなんか作者や読者には瑣末な問題、という判断なんだとは思うんだけども。
『ハンバーガーちゃんエロRPG転生絵日記』を読むためだけにヤングキングを買ったんだけど、俺、これを読み続けてたら不可逆的に脳が破壊されちゃうかもしれないな
読者から本棚の写真を集って作中キャラの本棚ということにしてバトらせる、まさかの『ブルーピリオド』方式が発動してびっくりした。なんやこれ……!
偶然女と出会った翌日にこういうシーンをさらっと入れてくるの、「やべーぞセックスだ!!」となるので本当に心臓に悪い。くだらないことで議論をしている漫画なのに、こういう部分はやることやってるんだ……となってしまう。
「息継ぎなしで速く話す」というだけでここまですごそうに描けるの、演出の妙があるよな~~と思う。明らかに死線に一歩踏み出したようなコマだもん。