3本目「星夜の贈り物」は、ラーメン屋の娘に流れ星に願われてやってきた顔が怖いサンタクロースが幸せを呼び込むSF回。2話で終わる短編で、珍しく主人公父娘にもそれぞれの恋人にも名前が無い。あと、24巻の話は全てサッカー日本代表やワールドカップの話が出る。2004年掲載だけど日韓W杯の影響か。
黄昏流星群24巻読了。1本目「同星時代」は、義父の愛人が自分の同級生(元男)だった話。2本目「攻撃する運星」は、「申し遅れました、こづかいは毎月3万円です」な会社員が宝くじで4億円当たって、家族に内緒で自分だけで使おうとすると物を買ったりはできないからと芸者に注ぎ込む話。
2本目「帰らざる星春」は、コンビ芸人が解散して、かたや売れっ子司会者になり、かたや芸能界を辞めて普通に働いてて、後者と付き合ってた元マネージャーが20年後に職場で前者に再会して心が揺れ動く話。オチは心だけコンビ時代に戻ってのエア漫才。なんだこれw
2本目「金星症候群」は、禁煙できずいつも公園でタバコ吸ってた男とそこで出会った少女とのささやかな恋の話。ヒロインの年齢は最年少記録を更新して15歳! でも弘兼先生、ババアの描き分けは得意だけどある程度若くてしかも美人という属性だとだいたい同じような顔になるよなぁw
2本目「タイムカプ星ル」は、中学の同窓会で43年ぶりにみんなでタイムカプセルを開けて中に入ってた過去の自分からの手紙を読んだりする話。自殺した同級生が書いてあった、教師に犯されてたという秘密を書いた手紙は、胸糞教師に食べられる。こういう奴にはちゃんとバチが当たるのでご安心ください。
黄昏流星群44巻読了。1本目「冬の金星」は、40巻収録「天使に星の砂」の天使が再登場。2話の短編。不幸そうな人に幸せをあげる仕事をする。時間を30分戻せるタバコを貰ったタクシードライバーは有馬記念でそれを使おうと目論むが…。オルフェーブルが勝って4冠馬になるのもオッズも史実通り。
2本目「未来の星」は、リストラ単身赴任男が学生時代に一緒に過ごしたタイムスリップ女と再会する話。こんだけ詳細に日付まで覚えててこんなことをした関係なんだから、21年経って2001年になった時点で行方を探しとけや!w
2本目「星の絆」は、亡き父のゴミ屋敷を片付けに行ったら、同級生で父の元愛人と知り合い、父が持ってると話してた2千万円のタンス預金を探す話。親子丼をして宇宙遊泳(比喩)をする。売れない画家の妹も帰ってくるけど、2千万円は無事見つかるし、終盤急に画家として成功するし、みんな幸せになる。
黄昏流星群49巻読了。1本目「人生再星の詩」は、万年係長が人生をやり直そうとダメな家族を捨てて飛び出してコンビニバイトする話。2013年掲載だが、妻と娘2人を養って目黒区にマンションを買い軽自動車を持ってるのは充分よくやってる人生だと思ってしまう。あと、退職届みたいに大仰な早退届だなw
黄昏流星群52巻読了。1本目「遊誘惑星(誘惑の2文字は白抜き表記)」は、画家の老人が自分の家をスケッチしてたおばさんをナンパしてヌードモデルを頼む話。このスピーディーな展開ね。実は前科持ちの女詐欺師で金庫の3億円を持ち逃げされるけど、それも織り込み済みで、戻ってきてハッピーエンドに。