そういえば『幻に賭けろ』と並んで名高い『勝負師の条件』は無料で読めますね。
評価が低いのは、スキャンミスで第1話が1頁しかないから。
画像は「弟子が命をとりとめたのは、彼女がアゲマンだったから」というだけの話を延々と説明する剣城さん(主人公の1人)です。
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いろいろあって、最後はこうなります。
さらば!麻雀牌に賭けた青春
村岡栄一の麻雀マンガには、このセリフがたびたび登場します。最もそのテーマを表す作品がこの『麻雀阿修羅伝』なのです。(単行本が出ている中では)
四国に渡る船の上での会話。
「まったく意味がわからない」「俺たちは雰囲気で阿修羅をやっている」と言いたくなりますが、でもグッときます。
「俺は今 何かがかわりかけている…俺の心の中で阿修羅が呼んでいる」「くだらない日常性なんてくそくらえだ!」
主人公 正宗タケシと田島との、「ホモォ」としか言いようのない結びつきが、本作の特徴です。
正宗と関わった女性は「大人になりたくない」とラブホテルで自殺したり、抱かれたくもない田島に抱かれたり、碌な目にあいません。
※愛情を確かめるため、同志に元カノを抱かせる主人公
バイク乗りの主人公は、同棲していた彼女が田舎に帰るのを機に部屋を引き払い、流浪の旅に出ます。
彼は社会のぬるま湯、拝金主義に背を向け、阿修羅になろうと旅をします。
旅の途中で出会った同士、田島とポートピアに行った時の会話。
「君はポートピアで何を見た?」「むなしさ…かな」