#どうにかなる日々 3度目の鑑賞。今回は原作との差分に注目した。
個人的にベストなセリフ追加は、澤先生に告白した矢ヶ崎くんの「忘れ物を」のあと「もう済みましたけど」。
「告白自体が忘れ物」であり、それが済んだという事が分かりやすくなったうえ、素っ気ない感じが加わったのが良い。
先日「青い花」を読み返しました。いま読むと後の作品との繋がりを感じる。
ふみが杉本先輩の泣く姿を「かわいい」と言うのは「ビューティフル・エブリデイ」にもある表現。
井汲さんの「神様を信奉する親」との微妙な距離感は「淡島百景」でも描かれる。
根底に作家性がある。そこが好き
#志村貴子
改めてビューティフル・エブリデイを読み「生まれ変わり」のシーンにしんみりと。
「生まれ変わらないかもしれないし、それでも良いけど、もし生まれ変わってくれたら嬉しい」という価値観。
過去作「こいいじ」「わがままちえちゃん」とも一貫してて良いなぁと思う。(画像3〜4枚目)
#志村貴子_BE3
あと、青い花の上田良子さんのシーン。
もともと大した意味のないセリフなのに、淡島百景を読んだ後だと全く違う意味合いになるのが面白い。
花琳が光一へ好意を持つ流れを読み直してました。
もしかして最初から、花琳が嫌なのは「キモい事する光一くん」で「光一自身」ではなかったのかもなぁ
「デリカシーがない」けど「顔は良い」と思っていて、距離感も遠くない。◯◯さえしなければ良い人、を光一くんは地で行っていたのか
#志村貴子_BE2