「死への鈍感」を攻略され、不死も限界を超えた東耶は ついに輪廻返りが解かれてしまう。 満身創痍の東耶に灰都の刀が無情にも…。

前世に期する旅

灰都との戦いが幕を閉じ、柳生が労う。 三人はささやかな談笑に興じる。 それは最後の談笑。

そして一方、砂漠の戦場では… ついに北束率いる黒鋭隊が介入する。

目覚めると全てが終わっていた。 砂漠での激戦はあまりにも大きな傷跡を残していた。 アンリとメスメルは言い渡されるままに施設から離脱する。

出口へと迷いながら進むアンリたちは 色んな隊員とすれ違う。 帰還した東耶達ともばったり出会う。

アニメイトさん、メロンブックスさん４pリーフレット。 表紙違い。アイス柳生といつものおまけ漫画。

施設と外を繋ぐ巨大で長大なトンネルを歩き出すアンリとメスメル。 それに声をかける男がいた。 彼は止めるでも、促すでもなくただ忘れ物を届けに来たのだ。 忘れもの、廻り者がのこせるものとは…。

８巻と１０巻で柳生の技「転」のルビが (まぼろし)になっていますが、正しくは「転」(まろばし)です。 誤植に御座います。申し訳ございませぬ。 今後刷られるものについては修正致しますので ご容赦ください。

砂漠に待っていたのはアルベルトではなく。 静寂と、落ちてくるような星空だった。 帰還を促すアンリ、渋るアイン。

色々あって改めて団結した東耶達は「種」を求めて 海の上にいた。 南毅が作った装置をもとに海上捜索作戦。 急ぐ旅だが、このところ続いた激闘からはなれ 一同の表情は和らいでいた。(アインのお腹は大荒れ)

しかし突如、行く手を阻む巨大な影が 深海より姿を現す。 ハプニングはドミノ倒しに多発していく‥。