絵之島から逃れたアルベルトは「種」を再度奪って本拠地に戻る。
本拠地ではゲールが目覚めたところだった。
帰還は褒められることはなく、むしろ退去を命ぜられる。
明かされるノイマンの理念。
枝が齎すものから逆算の合理。
ナイチンゲールの影を受けたのも、目的の遂行と弱さの克服の為であった。
雑然となった葬送式会場でアレクは東耶に一瞥する。
物事の収拾がつかぬままさらに「2つ」が出現しより混迷を極めていく。
そしてアレクは「偉人大戦の再開」を宣誓し拳を振り下ろすのだった。
ついにアルベルトが反撃を開始する。ゲッツ達も抗うも、複数の廻り者を相手に圧倒。その才能は比類ないほど強大だった。